日経BPコンサルティングは27日、今年度における「大学ブランド・イメージ調査」の結果を発表した。対象大学は首都圏120校、期間は7月29日~8月30日。ビジネスパーソン6,630名が回答した。

トップは「東京大学」に

同調査では、「大学ブランド力」を49のブランド・イメージ項目の得票率を合計して算出している。首都圏の大学ブランドランキングの結果、第1位は「東京大学」(90.0pt)となり前年2位からランクアップした。次いで、第2位は「慶應義塾大学」(87.2pt)、第3位は「早稲田大学」(82.9pt)。以降、第4位「上智大学」(70.0pt)、第5位「東京工業大学」(69.4pt)と続いた。

「大学ブランド力ランキング」(上位20校)

昨年度調査からの上昇率ランキングをみたところ、第1位は「明治大学」(4.6pt増)となり、前回の第11位から第6位に。次いで、第2位は「東京大学」(4.0pt増)、第3位は「法政大学」(1.8pt増)となった。

「大学ブランド力上昇ランキング」

トップ3の大学について、大学に関する49のブランド・イメージ項目の得票率をみたところ、第1位の「東京大学」では「時代を切りひらいている」「他大学にはない魅力がある」など15項目で最多となった。第2位の「慶應義塾大学」では、「成功している」「コミュニケーション能力が高い」など7項目でトップに。第3位の「早稲田大学」は「チャレンジ精神がある」「好感が持てる」など6項目で1位だった。

上昇率1位の「明治大学」では、「親しみが持てる」「広報活動に力を入れている」など4項目でトップとなった。