人が触れたものってどこか温か。ホッとするような優しさが感じられるアンティーク雑貨を簡単なコーヒー染めで作ってみませんか? 布やペーパーがグッと深みのある色になって、お部屋の雰囲気も一層深いものに。

RoomClipの人気ユーザーYurinaさんに、コーヒー染めのやり方やコーデのテクを紹介してもらいました。

染めにムラを出すことでよりシックなアンティーク感を演出

「コーヒの入ったバッドに紙や布を浸けて染める人が多いようですが、私はコーヒーを紙コップに入れて、刷毛にとって塗っています。好きなように染めムラが出せるのでいいですよ」(Yurinaさん)

ペーパーナプキンのような薄く柔らかい紙でも、この方法なら破れにくいそうです。

時計の文字盤もコーヒー染め。パソコンで文字をプリントして、画用紙に貼った後、コーヒー染めを。中の英字はスタンプを使用。

「この時計、元はプラスティックのシンプルな時計だったのです。フレームをてかりを抑えた黒にペイントして、文字盤の紙のまわりは軽く火であぶっています」(Yurinaさん)

真っ白いレースもコーヒー染めで生成り風に。大きなレースや布は、バケツでコーヒーに浸したようです。

タグのように小さな紙は、紙コップのコーヒーの中にチャプンと浸けて、新聞紙の上で乾燥させたらできあがり! コーヒーの塗り方でいろんな表情が出せます。

他にもカレンダーやラベル、シャツなど、いろいろ楽しめそうです。コーヒーの香ばしい香りまで漂って、大人の女性のインテリアにピッタリ。インスタントコーヒーで簡単にできるので、ぜひお試しあれ。

お伺いしたお宅は……

Yurinaさん

部屋のインテリア実例共有サイト「RoomClip」フォロワー数2,000を超え、数々の雑誌でも紹介されている人気ユーザー。東京都在住。蚤の市や雑貨ショップをチェックし、お気に入りの雑貨を集めています。ナチュラルな北欧のインテリアに興味を持つようになってから、洗剤や掃除用のスプレーなど日用品まで自然素材にこだわるようになったとか。


執筆:ウチダモモコ
雑誌やムック、サイトでインテリアや美容、料理など女性のライフスタイル全般について記事を執筆。

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