スクーは4日、「インターネットでの動画学習」に関する調査結果を発表した。対象は同社のオンライン動画学習サービスを利用する834名。期間は8月12日~9月8日。

動画学習で学ぶ理由、「受けたい授業がある」が1位

オンライン動画学習サービス利用者の居住地を聞くと、1位は「関東(首都圏)」(47.0%)だった。次いで、2位は「関西」(17.6%)、3位は「中部」(11.2%)と続いた。

動画学習サービス利用者の居住地

動画学習で学ぶ理由を聞いたところ、77.9%で「受けたい授業がある」が最多となった。以降、「仕事のスキルアップにつながるから」(60.3%)、「いつでも受けることができるから」(45.6%)が上位にあがった。

居住地別にみると、「仕事のスキルアップにつながるから」の項目では80.0%で「東北」が最多となった。次いで、「四国」(77.3%)と続き、「首都圏」の57.7%を上回った。

「居住地別にみる『動画学習サービスで学ぶ理由』」

「動画学習サービスで受ける授業を選ぶ際の基準」を質問すると、最多は「今の自分の仕事に役立つかどうか」(71.9%)だった。次いで、「興味がある分野かどうか」(63.3%)、「今後転職や起業を考える際に役立つかどうか」(35.4%)となった。

「現在の居住地が仕事や趣味における情報収集に不利だと感じている」どうかを質問した。「不利である」と回答割合を地方別でみると、86.4%で「四国」が最多となった。このほか、「関東(首都圏以外)」では81.0%、「中部」では76.1%、「中国」では76.0%を占めた。

「現在の居住地が仕事や趣味における情報収集に不利だと感じている」