ライフビジネスウェザーは10月22日、"おでん"と"お鍋"のどちらがより食べたくなるかを予想した「おでんvsお鍋勢力マップ」第3回を発表した。
今回発表された「おでんvsお鍋勢力マップ」は、10月24日~30日の予想気温から、各地域における"おでん"と"お鍋"の"食べたい度"を算出し、マップに表したもの。
同社によると、同期間は冬並みの冷たい空気が断続的に流れ込み、"お鍋"勢力が盛り返してくるという。25日ごろと28日ごろには特に寒くなり、北海道では平野部でも雪が降るほど。冷たい北寄りの風が強まって、東・西日本でも木枯らしが吹くおそれがあるという。
同期間中で"おでん"や"お鍋"などの煮込み料理が最もおいしく感じられる「イチオシ! ぐつぐつ日和」は、25~26日の所が多いと同社はしている。なお、九州地方や四国地方では28日ごろの寒さのほうが身にしみる見込み。東・西日本でも気温の変動が大きくなり、"お鍋"や"おでん"が一段とおいしく感じられるとのこと。
同社によると、今年は全国的に秋が早めに訪れているが、冬にかけては季節の進行がゆっくりになる見込み。気温は、少なくとも12月ごろにかけては平年より高めとなる予想で、いつもの年より秋が長く感じられるという。"お鍋"が恋しくなるほどの強い冷え込みの日は、しばらくは北日本や山沿い・内陸部が中心となり、多くの所では"おでん"のほうが食べたくなる期間が長いという。
LBWビジネス気象研究所の調べによると、盆過ぎから増加するおでんやその具材の売り上げは、より秋が深まると落ち着き、代わって鍋物関連の商品の売り上げが増加することが分かっている。人の体は、夏の間は産熱を抑えるために基礎代謝が低くなるため、"おでん"のようにさっぱりとした低カロリーのものを求めるが、冬に向けては産熱のため基礎代謝が高まり、味噌仕立てやとんこつベースの"お鍋"のようにこってりとした高カロリーのものを欲するようになるとのこと。
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