高橋書店は21日、東京・日比谷の帝国ホテルで「第19回手帳大賞」発表表彰式を開催した。同賞は「高橋をうならせたら50万。」のキャッチコピーのもと、「思わすメモしたくなった『身近な人の格言・名言』部門」と「手帳・日記・家計簿の商品企画部門」の2部門において一般から作品を募集。計2万782通の応募の中から大賞・最優秀企画賞などが発表された。

表彰式後の懇親会には、同社が展開する「手帳は高橋 未来がはじまるよ。」キャンペーンのキャストであるAKB48 高橋みなみさんがスペシャルゲストとして登場。手帳や言葉、未来についてのトークセッションを行った。

高橋書店 代表取締役社長 高橋秀雄さんとAKB48 高橋みなみさん

「努力は必ず報われる」ことを自分自身で証明する

AKB48の総監督としても活躍する高橋さんは、様々な場でスピーチをする機会が多い。セッションでは、高橋さんが自身のスピーチ術について語った。

「(総監督という役割上)突然『しゃべってください』と言われることが多いので、基本アドリブです。話そうと決めていることはないんですが、自分の引き出しを作るという意味では、『素敵だなあ』『これいい言葉だなあ』と思ったら、手帳やメモに書き留めるようにしています。書き留めることで、言葉の引き出しができると思うので。そうやって頭の中にたたき込んでいます」

次は「名言・格言」について。2016年6月の「第7回 AKB48 選抜総選挙」で高橋さんが語った「努力は必ず報われる」という名言についてトークが行われた。

「『努力は必ず報われる』という言葉は総選挙の壇上スピーチの中で生まれた言葉です。言い切るというよりも、自分の人生でもってそれを証明したいという気持ちで言ったのですが、やはりそういう言葉って独り歩きすることもあるので、その言葉だけがみなさんのところに届いているというのはもどかしいところもあります。なかなか努力って報われないこともあるけど、でも頑張っている人は報われてほしいなという気持ちで言いました」

AKB48=チェック柄!

高橋書店の「未来がはじまるよ。」キャンペーンでは、高橋さんが実際に自分で使う手帳がCMに登場する。高橋さんが選んだ手帳はチェック柄の手帳だ。手帳と自身の未来について、高橋さんは次のように語った。

「チェックの『クレール』という手帳を選びました。たくさん手帳があって目移りしたんですけど、AKB48というとチェックのイメージが強くて。自分自身もチェック柄がすごく好きなのでこれを選びました」

12月をめどに、14歳から所属していたAKB48を卒業すると発表している高橋さん。「2016年の手帳にはどのようなことを書くか」という質問がされた。

「2016年の手帳は卒業してからの自分自身なので、たくさんライブのスケジュールをソロのアーティストとして書き込めたらいいなと思います。ソロのアーティストとして、何か成し遂げたいという気持ちで卒業します。24歳の一個人として、できることを探していきながら活動していきたいなと思っています」

最後に、高橋さんより手帳と未来についてのメッセージが送られ、トークセッションは締めくくられた。

「私の中での手帳は今を受け入れ未来を書き留めるものだと思っています。是非、たくさん未来に向けてのスケジュールを書き込んでいただいて、理想の今、未来に向かって歩いてほしいと思います」

おわりに

高橋書店の手帳のほかにも、マイナビニュースで紹介した個性派手帳や人気のほぼ日手帳など、2016年に向けた手帳が続々と登場し、盛り上がりを見せる手帳商戦。新しく買った手帳には、高橋さんが語るような「理想の未来に向けてのスケジュール」を書き込んでみてはいかがだろう。