ビー・エム・ダブリューは24日、プレミアム・コンパクトSAV「X1」の第2世代モデルを全国のBMW正規ディーラーにて発売する。全長を短縮するなど取回しの良さに磨きをかけ、安全性、快適性を高める装備も充実させた。
「X1」は2010年にSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)モデルとして発売され、全世界で73万台以上を販売した。今回登場した第2世代の新型「X1」は、力強いエクステリアと高い実用性、充実した装備が特徴に。ボディは先代モデルより全長が30mm短くなり、全高は35mm高められた。取回しの良いコンパクトなサイズを実現しながら、同時に力強いスタイリングとしている。後席スペースを大幅に拡大し、スライディング機能も搭載。乗車人数や荷物の量に合わせて多彩なシート・アレンジが可能となった。
エンジンは気筒あたりの排気量が500ccとなる新世代モジュラーエンジンを搭載。3気筒1.5リットルと4気筒2.0リットルが採用された。直噴ターボにより、1.5リットルは136PS、2.0リットルは192PSまたは231PSの最高出力を誇る。トランスミッションは1.5リットルが6AT、2.0リットルが8ATとなっている。
装備面では、衝突回避・被害軽減ブレーキに加え、人間工学にもとづき最適な運転環境を実現したiDriveナビゲーション・システムや、夜間や日中の悪天候の中でも優れた視認性を提供するLEDヘッドライトなどを標準装備。安全性と快適性を高めた。価格は、最廉価モデルの「X1 sDrive18i」が385万円、231PSの2.0リットルエンジンを搭載した「X1 xDrive25i M Sport」が591万円など(価格はすべて税込)。