森永乳業はこのほど、「働く女性の"オンナ度"」に関する意識調査の結果を発表した。調査は9月25日~28日、20~30代のオフィス勤務の会社員女性500名(年代別均等割付)を対象にインターネットで行われた。

88%の女性が「仕事によって消耗する」ことを実感

「仕事で消耗することによる影響は?」

はじめに、「仕事によって消耗すると感じたことはありますか?」と聞いたところ、88%とほとんどの女性が「ある」と回答。その影響について探ったところ、「気分が落ち込む(63%)」といった内面的な項目のほか、「メイクや髪が乱れる(24%)」といった外見に関する回答も。仕事で消耗すると、外見・内面ともに悪影響が出てしまうことがわかった。

朝100%の"オンナ度"が、仕事後には48%に低下

次に、「外見・内面を総合した女性らしさの度合い」を"オンナ度"と定義し、朝(仕事前)の"オンナ度"を100%とした場合の「夜、仕事から帰宅した後の"オンナ度"」を聞いたところ、平均は48%となり、"オンナ度"は、仕事の前後で半分以下になってしまうことが判明。

仕事を通して"オンナ度"が低下する理由については、「始業前はやる気があるが、仕事が忙しかったり理不尽な思いをしたりすると気持ちが落ち込み、メイクも崩れてくるから」「フレッシュな気持ちでいたいとは思っているが、満員電車で疲れたり、仕事中の人間関係にイライラしたりすると心に余裕がなくなって、笑顔も減ってしまうから」といった声が挙がった。

「低下した"オンナ度"を上げたい?」

続いて、「低下した"オンナ度"を仕事から帰宅した夜に上げたいと思いますか?」と尋ねたところ、66%が「そう思う」と回答。一方で、「最近、仕事から帰宅した後の夜の時間に"オンナ度"が上がるような過ごし方ができていますか?」という問いには、73%が「できていない」ことがわかり、低下した"オンナ度"を上げたいと思っているにもかかわらず、そのような過ごし方ができていない女性たちのジレンマが浮き彫りとなった。

具体的には、「理想は、きちんと夕飯を作り、デザートとしてちょっとリッチなスイーツを食べてほっとしたい。しかし現実は、夕飯は手を抜きがちになり、スイーツを食べる間もなく疲れて寝てしまう」「理想は、テレビを見たりアイスを食べたりして心も体も癒やしたいが、現実は、バタバタと家事をしていつの間にか寝てしまっている」といったコメントが多く寄せられ、理想的な夜の時間の過ごし方と現実との間に大きなギャップがあることがわかった。

"オンナ度"を上げるには、普段よりもリッチに……

「"オンナ度"を上げるためにほしいもの・したいこと」

「仕事から帰宅した後の夜の時間、"オンナ度"を上げるためにほしいもの・したいこと」について調査した結果、「自分だけの時間(70%)」が最多回答となった。また、「普段よりリッチなスキンケア、ヘアケア、ボディケア(47%)」や「普段よりリッチな食事(36%)」、「普段よりリッチな甘いもの、スイーツ類(35%)」という項目が上位に並び、全体的に「普段よりリッチなコト・モノ」が重視されていることがうかがえた。

また、「仕事から帰宅した後の夜の時間、"オンナ度"を上げるためのものはどのくらいの頻度でほしいですか?」と聞いたところ、「ほぼ毎日」が22%、「週5~6回程度」が8%、「週3~4回程度」が18%となり、およそ半数が週3~4回程度以上の頻度で、"オンナ度"を上げるためのものをほしいと思っていることが明らかとなった。