子供とおでかけ情報サイト「いこーよ」はこのほど、ライフスタイルの変化についての調査結果を発表した。同調査は8月3日~9月7日、0歳~9歳までの子どもを持つ親403名を対象にインターネット上で実施したもの。
7歳以上の子どもを持つ親に「子どもが小学校に上がったことで起きた自身のライフスタイルの変化で最もうれしかったこと」を尋ねたところ、最も多い回答は「フルタイム、パート、内職等で働き始めた」(34%)だった。次いで「ママ友や友人とのコミュニケーションの時間が増えた」(27%)があがり、社会との接点が増えたことを喜ぶ親が多数いることが分かった。
子どもが小学校入学した後のライフスタイルの変化に関して、7歳以上の子どもを持つ親が最もうれしかったライフスタイルの変化と、6歳以下の子どもを持つ親が最も期待するライフスタイルの変化を比較した。
その結果、「フルタイム、パート、内職で働き始める」ことの実際の喜びは、6歳以下の子を持つ親が期待しているよりも低い一方、「ママ友や友人とのコミュニケーションの時間が増える」ことは、期待している以上にうれしいライフスタイルの変化であるという結果となった。
フリー回答には、「既存の友人とゆっくりと話ができるようになったこと」などのほかに、「小学校入学を機に新しいママ友や知人ができたこと」をうれしい変化とする声が多く寄せられた。6歳以下の子を持つ親が想像する以上に、小学校入学を機に親同士の交友関係が広がっているようだ。
続いて、7歳以上の子どもを持つ親に「子どもが小学校に上がったことで起きた自身の子育てスタイルの変化で最もうれしかったこと」について聞いた。最も多い回答は「身の回りのことを子ども自身に任せるようになった」(46%)、次いで「子ども自身に先生やお友達とのコミュニケーションを任せるようになった」(20%)となっている。
子どもが小学校入学した後の子育てスタイルの変化に関して、7歳以上の子どもを持つ親が最もうれしかった子育てスタイルの変化と、6歳以下の子どもを持つ親が最も期待する子育てスタイルの変化を比較した。
その結果、「門限の範囲内で自由に行動させるようになった/なる」という項目に10ptの差が出た。6歳以下の子を持つ親が期待している以上に、小学校入学後は子どもの自由行動を容認し、それを喜ぶ親が多いことがうかがえる。