10月7日にBlu-ray&DVDが発売されるVシネマ『特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER』の発売直前上映イベントが3日、都内で開催され、メインキャスト6人が舞台あいさつに登壇した。

左から林剛史、木下あゆ美、吉田友一、さいねい龍二、菊地美香、伊藤陽佑、サイキックラバー(YOFFY、IMAJO)

本作は、2004年2月から2005年2月までテレビ朝日系で放送された「スーパー戦隊シリーズ」第28弾の特撮TVドラマ『特捜戦隊デカレンジャー』の完全新作。デカレンジャーたちが地球の危機を救ってから10年後の世界を舞台に、宇宙警察特殊部隊「F・S」(ファイアー・スクワッド)で活躍を続けるバンをはじめ、それぞれ新たな道を歩んでいたかつてのメンバーたちが、ある事件をきっかけに再び集結し、その真相に迫っていく。

舞台あいさつには、F・Sデカレッド/赤座伴番役のさいねい龍二、デカブルー/戸増宝児役の林剛史、デカグリーン/江成仙一役の伊藤陽佑、デカイエロー/日渡茉莉花役の木下あゆ美、デカピンク/胡堂小梅役の菊地美香、デカブレイク/姶良鉄幹役の吉田友一の6名が宇宙警察の衣装で登壇。イベント冒頭では音楽ユニット・サイキックラバーが登場し、オープニング曲「特捜戦隊デカレンジャー」を熱唱した。

登場して早々、さいねいが「みんな! 地球に帰って来たぜー!」と叫ぶと、林がおなじみのセリフ「"相棒"って言うな!」とそれに応えるようにして絶叫。さらに、伊藤が「みんなー! よっこらせっ!」とデカブルーの口癖を繰り出すと、ファンから喜びの拍手が巻き起こった。10年ぶりに行った撮影について、伊藤は「いろいろ転がったね」と、ストーリー序盤からアクションシーンが多かったことを明かすと、伊藤と行動を共にしていた菊地も「私が立っていると、仙さんがドアをバーンと開けて飛ばされるアクションもやったよね」とエピソードを披露した。また、ウメコと仙と言えば、2人の恋愛模様も気になるところ。伊藤は「やっぱり1番はお風呂。今回、初めてウメコのお風呂場に足を踏み入れました。彼氏の特権です」と笑顔でアピールすると、会場からはヒューヒューという"熱いねコール"が巻き起こった。

前回の完成披露試写会では関係をはぐらかし続けてきた菊池だが、今回は「実は2人は付き合ってるんです」とラブラブ宣言。ほかのメンバーからは「知ってる! 10年前から知ってる!」と総ツッコミが入るが、今までウメコとの関係をとぼけられていた伊藤は「よかった。安心した!」と吐露し、ファンの喝采を浴びていた。

イベントの中盤には、さいねいの誕生日(10月8日)を祝い、バースデーケーキが登場。さいねいは「7月ぐらいから予想はしていました。雑なスタッフさんが多いので、相談が漏れ聞こえてくるんですよ」(笑)と冗談交じりのコメントで会場の爆笑を誘った。一方で、「サイキックラバーさんが歌ってくれるのまでは知らなかったので、めっちゃうれしかった!」と喜びをかみしめると、続けてプロデューサー陣や竹本昇監督、サイキックラバーからの花束贈呈サプライズもあり、さいねいをさらに驚かせていた。

最後のあいさつで、さいねいは発売を迎えられた喜びを伝えた後、「『特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER』では、10年の月日の流れを感じると共に、僕たちの成長した姿も見ていただけると思います。これからも皆さんの心の中の『デカレンジャー』を生かしていくために、1年に1回でもいいので本作を見てください」とファンへのメッセージを送り、イベントを締めくくった。

『特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER』は、DVD(4,500円/税別)とBlu-ray(5,500円/税別)で10月7日に発売。スペシャルCD、スペシャルブックレット、メイキングなどを収録したボーナスディスクが付いたスペシャル版(初回生産限定品)も用意され、価格は9,800円(税別)で販売される。

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