那須どうぶつ王国(栃木県那須郡那須町)はこのほど、公式Facebookにて、生後70日を迎えたレッサーパンダの赤ちゃんの様子を紹介した。
3つ子たちがじゃれ合う様子を間近で観覧できる新施設がオープン
赤ちゃんは6月29日、 お母さん「ダイス」(5歳)とお父さん「ジジ」(6歳)の間に、雄1頭、雌2頭の計3頭が誕生。同園での出産は一昨年に続き2回目となり、同園で生まれた個体は計5頭となった。Facebookでは9月5日、生後70日を迎えたかわいい姿が紹介されている。
また同園では9月18日、2015年4月に新設した「保全の森」左側、建物内に、レッサーパンダと同じ空間に入ったような感覚が体感できる展示場「レッサーハウス」がオープン。高さ約1mの小滝から流れ落ちる幅約90cm程のウォーターモート方式(堀)で作られた柵や、ガラスがない2つの展示場は今までにない近さが特徴の空間で、動物園初の試みとなる(広さ:約35m2ずつ)。
天窓からは自然光を採り入れ、外気温に関係なく、レッサーパンダたちがのびのびと生活できる住環境を整えた。さらに今後は、観覧者の頭上をレッサーパンダが歩きながら通過できる橋「レッサーウォーク」を設置し、より間近で観察することができるという(10月完成予定)。2つの展示場の隣には、アクリルガラス貼りの産室用展示場を1つ設置。好評の餌やり体験や生態の解説を行うレッサートークも実施する。
赤ちゃんは生後半年まで、コロコロした体型で無邪気に遊ぶ、とてもかわいい姿を見ることができる。赤ちゃんの展示時間は、10時~12時/14時~16時。