『アイドルマスター SideM』のラジオ公録イベント「315プロNight! ドラマチックミーティング!」が26日、東京・ディファ有明で開催され、ユニット「DRAMATIC STARS」の仲村宗悟(天道輝役)、内田雄馬(桜庭薫役)、八代拓(柏木翼役)、ユニット「Beit」の堀江瞬(ピエール役)、高塚智人(渡辺みのり役)、ユニット「High×Joker」の野上翔(伊瀬谷四季役)、千葉翔也(秋山隼人役)、白井悠介(若里春名役)、永塚拓馬(冬美旬役)、渡辺紘(榊夏来役)が出演してトークとライブを行った。今回は昼の部として行なわれた[Sun Side]の模様をレポートする。
パーソナリティの「DRAMATIC STARS」組はキャラクターの私服をイメージしたおなじみの衣裳で、「Beit」は青、「High×Joker」は赤がイメージカラーのステージ衣裳姿で登場。「ドラマチックメール」のコーナーではリスナーからのメールに従ってトークを展開。ファッションに詳しいと話題になった野上がファッションアドバイスをして実践的な内容に会場から驚きの声が上がったり、仲村が描いたイラストにキャスト陣が即興アフレコをしたりで盛り上がった。番組ジングルをキャストと観客が一緒に生で収録する「ドラマチックスタジオ」では、仲村が自らギターを担当して見事な腕前を見せた。「理由あってハードル」では2チームに別れて立ち幅跳び選手権を開催。肉体派の企画だが跳び方にもそれぞれの個性が出ており、中でも八代のジャンプは羽が生えたように軽やかだった。
「315だドン!」のコーナーでは、『アイドルマスター SideM』とのコラボが決定した『太鼓の達人』の本物の筐体がステージに登場。映像に登場する『SideM』デフォルメキャラクターたちのかわいさに会場は大いに盛り上がった。キャスト同士による楽曲「DRIVE A LIVE」でのプレイ対決も行われ、以前からのアイマスプロデューサーでもある高塚が活躍していた。
今回のステージでは様々なコラボの詳細が発表された。まず、『太鼓の達人 ムラサキver.』×『アイドルマスター SideM』のコラボでは、『アイドルマスター SideM』内でイベント「315音頭! 和太鼓ライブ」を開催。「Beit」と「彩」の面々が、お祭り衣裳でイベント限定アイドルとして登場し、同じアイドルを2枚重ねてチェンジ! すると、『太鼓の達人』デザインのオリジナル衣裳を着たアイドルが手に入る。さらに『太鼓の達人 ムラサキVer.』で「DRIVE A LIVE」を演奏すると、限定SR+アイドル【エースドンだー】蒼井 悠介+がスカウトできるとのことだ。
『グランブルーファンタジー』×『アイドルマスター SideM』のコラボでは、『SideM』内でイベント「映画『グランブルーファンタジー』~異世界からの訪問者~」が行われる。イベントでは大人気作品『グランブルーファンタジー』の劇場版に出演することになったDRAMATIC STARS & Beitのピエールが、まるでFANTASY世界から飛び出してきたような青年・ランスロットと、空飛ぶぬいぐるみ? ビィに出会う、不思議な事件が描かれる。スクリーンから釘宮理恵演じるビィのかわいいボイスが響くと、男性キャラの時とはまた違った黄色い歓声が飛んでいた。開催は10月中予定。
『グランブルーファンタジー』側では、コラボイベント「サイコー! FANTASY ~理由あって空へ」を開催。イベントには「DRAMATIC STARS」の天道輝、桜庭薫、柏木翼、「Beit」のピエールらが登場する。『グランブルーファンタジー』風のタッチで描かれた天道輝らのファンタジー衣装姿や、カエル着ぐるみ姿のピエールの姿が紹介されると会場からは悲鳴のような歓声が上がっていた。
後半ではライブパートが行われ、「DRAMATIC STARS」が「STARLIGHT CELEBRATE!」と「DRAMATIC NONFICTION」の2曲、「Beit」が「スマイル・エンゲージ」と「想いはETERNITY」の2曲、「High×Joker」が「HIGH JUMP NO LIMIT」と「JOKERオールマイティ」の2曲を披露。これまで曲数の多いライブは近距離のライブハウスでのリリースイベント中心だったこともあり、1,000人クラスの会場で本格的な照明演出を凝らしたライブはほぼ初めて。12月6日に予定されているファーストライブの前哨戦的な内容になった。
今回のライブパートでは、「STARLIGHT CELEBRATE!」に堀江、千葉、白井がサポートメンバーとして登場したり、客席と一緒にタオルをぶん回す熱いナンバー「JOKERオールマイティ」に仲村と高塚が乱入したりと、ユニットの壁を越えた演出も。「スマイル・エンゲージ」では内田、八代、野上、永塚、渡辺の5人がサポートに登場。ステージ中央で交錯する「Beit」の2人の周りをサポート陣がぐるぐる回る動きを入れたりと、10人が一緒に練習を重ねてきたことが伺えた。
締めの「DRIVE A LIVE」は総勢10名が広いステージをいっぱいに使って、手を振り、SideMポーズを掲げながら披露。ステージと会場が一体になる感覚は、これからこの曲が『アイドルマスター SideM』のはじまりの曲として歴史を積み重ねていくことを予感させるものだった。