プジョー・シトロエン・ジャポンは、プジョーブランド史上最もパワフルなスポーツクーペ「RCZ R」の最終モデル「RCZ R ファイナルバージョン」を発表した。市販モデルにおいてプジョー史上最高となる270PSを発揮するエンジンを搭載する。

プジョー「RCZ R ファイナルバージョン」

「RCZ R」は、2014年4月に限定150台で発売されたハイパフォーマンスクーペ。プジョーのモータースポーツ部門であるプジョースポールが徹底してチューンナップしたモデルだ。1.6リットルのターボエンジンと6速マニュアルトランスミッションを搭載し、市販モデルにおいてプジョー史上最高の270PSを誇る。

「RCZ R ファイナルバージョン」インテリア

「RCZ R ファイナルバージョン」は、トルセンLSDや強化されたブレーキなどを「RCZ R」から継承した上で、カーボンルーフを新たに装備。よりいっそうスポーティなモデルとして登場した。ボディは車高を10mm低くしており、車重は10kg軽量化されている。

ブレーキは「RCZ R」と同様、380mm径の大型ディスクに、フロント4ポッドキャリパーを採用。ホイールは19インチとなる。外観はカーボンルーフのほか、前後に「R」エンブレムを配した。インテリアはナッパレザーとアルカンターラを組み合わせた新設計のバケットシートを採用している。

価格は550万8,000円(税込)で、ボディカラーはモロカン・レッドとオパール・ホワイトの2種類。合計30台の限定販売となっている。