自慢のデジイチ (デジタル一眼カメラ / デジタル一眼レフカメラ) でキレイな写真を撮りたい。でも、スマホで動画も撮影したい……そんな時に一人二役を難なくこなすためのカメラ用アクセサリーを紹介します。
運動会や学芸会をデジイチとスマホで同時撮影
運動会や学芸会など、お子さんのイキイキとした姿を、デジイチとスマホの両方で撮影してみたいというお父さん・お母さんは多いと思います。そんなニーズに応えるツールとして最初に紹介したいのが一脚 (モノポッドとも呼ばれます)。
見ての通り、一本足でカメラを支える道具です。両手で支えるよりははるかに安定します。また、観客の多い会場などでは三脚だと邪魔になるので、この一脚があると大変便利です。
続いて、絶対に必要になるのが、カメラにストロボを取り付けるためのシューを利用した小型の雲台 (うんだい) とスマホの三脚用クリップです。
雲台は、三脚などに取り付けて、好きな角度でカメラを固定できる道具。三脚用のネジ穴が底面にあるものがほとんどですが、上の写真は、ストロボを取り付けるための溝にも付けられる小型のタイプです。
スマホ用のクリップは、同じく三脚用のネジ穴が付いていて、三脚にも一脚にも、雲台にも取り付けることができます。
費用ですが、(商品や購入場所によって異なりますが) 筆者の場合、一脚、雲台、スマホ用クリップをすべてそろえても1万円に満たない金額でした。
カメラの上にスマホをセット
セットの仕方は、一脚にカメラ、カメラの上に小型の雲台、そしてクリップに付けたスマホという形になります。
上下に重なるスタイルになるので、ひしめき合う観客席からの撮影でも、隣の人に迷惑をかけることはほとんどないでしょう。
ただ、実際の撮影時は、(スマートフォンで動画を撮っているということもありますので) 動画撮影中は、デジイチでの写真撮影を終えても、姿勢をあまり変えないことが大切です。
なお、雲台は角度を自由に変えることができるので、デジイチで狙う被写体に向けて、スマートフォンを少し傾けたり、縦置きにしたりして撮影するといったことも可能です。
ちなみに、デジタル一眼やデジタル一眼レフは、構造や仕組み上シャッターなどの機械音を消すことができないものがほとんどです。そのため、スマホで撮影した動画にこの音が入ってしまうので、この点についてはご了承ください。
執筆:Ulasam
手工芸、民族音楽を愛するギャラリー&ショップ店主。「モットーは創意工夫」ということで、日夜、DIYやハンドメイドの情報収集と実践に明け暮れる日々。実は調理師の資格も持ち、料理の腕前もかなりのもの。
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