スタイル・エッジはこのほど、WEBサイト「探偵さがしのタントくん」のオープンを記念して、「浮気」に関する調査結果を発表した。調査は8月28日~31日、全国の20歳~69歳の既婚者および結婚経験者のうち「過去に浮気されたことがある、または浮気を疑ったことがある」300名を対象に、インターネットにて行われた。

浮気の判定基準に男女で差

「浮気だと思う行為についてあてはまるもの」

はじめに、浮気だと思う行為について尋ねたところ、1位「性行為をおこなう」、2位「2人だけで泊まりに出かける」、3位「キスをする」、4位「2人だけでドライブに出かける」、5位「手をつなぐ」という結果となった。また、「2人だけで出かける(37.3%)」よりも、「2人だけでドライブに出かける(42.3%)」の方が高かったことから、同じ空間を長い時間を過ごすという事が1つの判断基準になるよう。

50%を超えた項目を男女別で比べてみると、男性は「キスをする(63.0%)」からが半数超となっており、「2人だけでドライブに出かける」「手をつなぐ」「2人だけで出かける」「2人だけで飲みに行く」といった行為は浮気と考えていない人が多いことが判明。一方女性は「2人だけで飲みに行く(50.4%)」と「2人だけで食事に行く(44.1%)」が半数超えの境界となっており、女性の方が配偶者の浮気に対し厳しい判定基準を持っていることがわかった。

女性が浮気を疑うきっかけは「直感」

「浮気を疑うことになったきっかけ」

次に、浮気を疑うことになったきっかけについて教えてもらったところ、最も多かったのは「なんとなく勘でそう感じた」だった。次いで「仕事の帰りが遅くなった」「予定をはっきり言わなくなった」「携帯を頻繁にチェックするようになった」「休日の外出が多くなった」と続いた。女性の回答に注目すると、「なんとなく勘でそう感じた」が52.8%と飛びぬけて多く、女性は直感的なもので疑惑を感じていることがうかがえる結果となった。

浮気の疑いがあれば「携帯チェック」

「配偶者の浮気を疑うようになった後の行動」

続いて、配偶者の浮気を疑うようになった後の行動について尋ねたところ、1位「携帯をチェックした」、2位「本人に直接聞いた」、3位「財布をチェックした」、4位「日頃の会話から探りを入れた」、5位「クレジットカードの利用明細をチェックした」という結果に。

その結果、浮気を決定づける証拠となったこととして「スマホにロックをかけはじめた」(35歳女性)、「携帯を見たら会いたいとかハートがいっぱいだった」(27歳女性)、「相手に金を貢いだサラ金の明細を発見した」(46歳男性)、「2人で泊まったホテルのダブルの部屋の領収書を見つけた」(51歳女性)、「カーセックスをしているところをビデオに撮っていたのを見つけたのと、車の中に髪をくくるゴムとコンドームを隠していたのを見つけたので」(48歳女性)といった体験談が寄せられた。

浮気が原因で離婚する割合、52.1%

「浮気を原因として離婚をしましたか?」

浮気発覚後に離婚を考えたか聞くと、81.5%が考えたとのこと。では、実際に離婚した人はどのくらいいるのだろうか。調べた結果、実際に「離婚をした」人は43.7%、「現在離婚の協議中」である人が8.4%という結果に。合わせると半数以上の人が離婚という結論に至っていることが明らかとなった。

ちなみに、先に離婚話を切り出したのは「自分から(58.1%)」だけではなく、「浮気をした側(38.7%)」からというケースも多かった。

浮気後、離婚しなかった夫婦の関係に「特に変化なし」

「離婚をしなかった場合の2人の仲の変化」

最後に、離婚をしなかったという人を対象に、その後の夫婦の関係について尋ねたところ、浮気後にも関わらず「特に変化はない」という人が64.9%だった。

しかしながら、離婚こそしなかったものの、家庭内での居心地は良いものではないようで、「反省をしていますが、私は許してはいませんので少しよそよそしさを感じます」(54歳女性)、「子どもの独立を待って、ひそかに家を出る準備をした」(60歳女性)、「夫婦関係は破たんし、ただの同居人になった」(44歳男性)、「しばらくは何をしても疑っていた今もその事をネタにぐちぐち言う事がある」(32歳女性)、「エッチがなくなった」(28歳女性)、「特に表立って変化は無いが、信頼感が無く言う事が信用できなくなっていた」(64歳女性)というコメントが多く見受けられた。

離婚しなかった理由については、「子どもがいるのと、家庭では変わらず良い旦那、父親としていてくれているので簡単に離婚とはならなかった。浮気自体も単発的なものだったので離婚にはならなかったが相手に情が移っていたら離婚していたと思う」(27歳女性)、「子どもがいたので子どもから父親を奪う事にかなり抵抗があった」(58歳女性)、「妊娠していたので子どものため」(28歳女性)、「子どもが成人するまでは、いい父親でありたい」(44歳男性)など、子どものために離婚を踏みとどまるという回答が多かった。

また、「子どもが小さく、離婚するには専業主婦の私には不利であった。主人が心を入れ替えると謝罪した」(35歳女性)、「あと少しで定年なのでそれから離婚は考えます」(54歳女性)、「離婚しても生活するのが難しかったから」(37歳女性)など、経済的理由やタイミングを待ってから考えるという回答が目立ったほか、「自分を見直す事によって、よりが戻って以前に増して仲が良くなった」(57歳男性)という意見も見受けられた。