お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が14日、東京・台場のシネマメディアージュで行われた、フジテレビ系スペシャルドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(9月21日21:00~23:18)の完成披露試写会に登場し、ヒロインめんま役を演じる女優の浜辺美波に襲いかかった。

『あの花』ドラマ版の舞台あいさつに登場したNON STYLEの井上裕介

『あの花』の愛称で親しまれた人気アニメをドラマ化する同作。主人公「じんたん」こと宿海仁太(村上虹郎)をはじめとする「超平和バスターズ」と名乗っていた幼なじみ6人の仲良しグループが、高校生になって再び集結して繰り広げられる、喪失と再生を描く物語だ。

井上は、アニメ版の大ファンということで、ドラマ化が発表された際、ツイッターで「ファンとしてはどうなんだろうー? あの世界観は、アニメだから出せるたような気もするし」(原文ママ)と懐疑的だった。しかし、実際に視聴して「若い皆さんが、何としてもこのドラマを面白くするぞという熱量がすごい伝わりました」と絶賛。アニメ版と比較しても「(浜辺が)めんまちゃんに見えてきました」「じんたんのお父さん役の小日向(文世)さんは、意味分からんくらいそっくりです」と驚いていた。

井上は、このドラマに全く出演していないが、"17年後のじんたん"として、主演の村上と同じ衣装で登場。じんたんに恋心を抱いていた役柄である「あなる」こと安城鳴子役の松井愛莉は、自分より身長が低い井上を間近で見ると、しばらく黙りこんでから「なんか…どうしちゃったんだろう…」とショックを隠しきれなかった。

浜辺美波に襲いかかり、取り押さえられる井上

また、司会のフジテレビ三宅正治アナウンサーに「せっかくなので」促され、ヒロイン「めんま」こと本間芽衣子を演じる浜辺美波が、役柄になりきってドラマのシーンを井上に向かって再現することに。"じんたん"を井上の名前に合わせて"ゆうたん"に変え、「ゆうたんってば! ゆうたんに会えて、うれしかった…」と笑いをこらえて震えた声で呼びかけると、井上は「願いかなえてくれて、ありがとな。めんま、大好きだーー!!」と絶叫して浜辺に襲いかかり、会場を悲鳴が包む中、男性陣に取り押さえられた。

最後は、なぜが村上が井上に花束を贈呈。村上が「この花の名前を、僕たちはまだ知らないんです」とオチをつけると、井上は「このくだりをやるためにオレを呼んだのか! フジテレビー!!」と叫んでいた。