京王電鉄は9月4日、京王線高尾山口駅となりで進めていた日帰り温浴施設開発において、名称を「京王高尾山温泉/極楽湯」とし、10月下旬に開業することを発表した。
日帰り温浴施設「京王高尾山温泉/極楽湯」では、"高尾山の豊かな自然に癒される憩いのひととき"をコンセプトに、和の雰囲気をもった癒しの空間を創出する。源泉はアルカリ性単純温泉の京王高尾山温泉で、毎分300Lが湧き出ているという。
風呂は内湯として檜風呂(マイクロバブル)や替り湯、水風呂、サウナを、また、露天として石張り風呂(炭酸泉)や岩風呂(天然温泉 ぬる湯・あつ湯)、座り湯などと、7種類の風呂に入ることができる。
食事処では自慢の料理やおいしい酒肴を取りそろえ、テーブルや座敷など全160席(貸し切りの座敷を含む)を用意する。ほぐし処では山歩きの疲れを癒やし、健やかさを取り戻す至福のリラクゼーションサービスを提供する。また、土産処では高尾山エリアや八王子市にゆかりあるお土産を取りそろえる。
所在地は京王線高尾山口駅となり(東京都八王子市高尾町2229番7)で、駐車場は110台程度(提携駐車場含む)を確保する。構造は鉄骨造・地上 2階建てで、敷地面積は3,832.85平方メートル(1,159坪)、建築面積は1,085.32平方メートル(328坪)、延床面積は1,775.49平方メートル(537 坪)となっている。開業予定日は10月下旬頃で、営業時間は8:00~23:00(最終入館22:00)で年中無休(施設点検日を除く)となる。入館料は、平日・土日曜・祝日は1,000円、オンシーズンは1,200 円(各税込)。
なお、京王では高尾山エリアをますます魅力的にするために、2015年度は高尾山口駅のリニューアルを行ったほか、登山だけでない「TAKAO」のさまざまな楽しみ方をWEBサイトやポスターで伝えている。この他、高尾山エリアがより多くの客が訪れ、一日楽しめるエリアとなるよう、現在、新たな施策の検討を進めているという。今後詳細が決定次第、順次案内を予定している。