26カ国に300以上の直営ストアを展開する世界最大級のホームファニシングカンパニーのイケア。日本法人のイケア・ジャパンは8月26日、「2016年度の事業戦略および新商品発表会」を実施した。
「暮らしをより豊かに楽しく彩る」アイテムが登場
代表取締役 ピーター・リスト氏によると、2016年度のテーマは「出かけるより、楽しいかも」。家族が集まったり、友人を招いたりするリビング、ダイニング、キッチン=LDKを中心に、暮らしをより豊かに楽しく彩るサステナブルな新商品1,500点が続々と登場する。なかでも、「作る・育てる」「料理する・準備する」「食べる・飲む」「片づける・収納する」という「食」に関する4分野に力を入れるという。
以前に取材した新キッチンシリーズ「METOD」のように、家庭で栽培した野菜や保存した食材をみんなで調理して、仲間を招いて楽しくもてなし、きちんと片づける。豊かな食との関わりを通して、学び、成長し、寛ぐことができるアイテムが揃う予定だ。
新アイテムのコーディネートをチラ見せ!
誰もが使いやすい「デモクラティック・デザイン」を意識し、「出かけるより、楽しいかも」と思わせるような家造りを目指す2016年のイケア。以下では、新商品を取り入れたインテリアコーディネートの一例を紹介する。部屋づくりの参考になるアイディアが満載なので、取り入れてみるのも楽しそうだ。
やわらかいトーンの色合いの小物でやさしい雰囲気にまとめられたLDK。カスタマイズできるキャビネットやキッチンは日本の家にフィットする。ソファはサイドポケット付きで、使い勝手の良さにもこだわりがみえる。
トラディショナルスタイルで、やさしいトーンのライトやデザインで彩られている朝食コーディネート。4~6人用とコンパクトなテーブルは使い勝手も◎。シンプルな雰囲気で、お手本のようなキッチン空間になっている。
「毎日を見直そう」を合言葉に、飽きのこないシンプルを極めたデザインやスタッキングで収納しやすいキッチングッズ「365+」。繰り返し使える丈夫さと手頃なお値段で日々大活躍してくれそうなアイテムが揃っている。
素朴でナチュラルな雰囲気のお部屋は、食べる前の楽しみ、育てるにポイントを置いた空間。プロに選ばれるような丈夫で機能的な道具が揃っていた。ジャムやピクルスづくりに挑戦したくなるような自然派志向の暮らしがみえてくる。