タレントの勝俣州和が、1日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ライオンのごきげんよう』(毎週月~金12:55~13:25)にゲスト出演し、歌手・和田アキ子をイジれるようになったきっかけを明かした。
「テンション高くて得したこと」のトークテーマで、「命拾いしたなということはあります」と切り出した勝俣。かつて、TBS系生番組『アッコにおまかせ!』で成人の日をバンジージャンプで祝う企画があり、その挑戦者に起用されたのが勝俣だったという。
ところが、恐怖のあまり跳ぶことができず、和田の誕生月である4月に再び挑むことになった。しかし、2度目の挑戦でもなかなか踏み出せず。「跳べなかったらレギュラー降板」と聞かされていたため、パニックになった勝俣は振り絞ったテンションで和田への文句を「お前! 人にばかりやらせやがって!」「今度会ったらぶっ飛ばす!」などと言い続けた。
最後は酸欠になって力尽きた勝俣。タクシーでスタジオに戻ると、廊下にはスタッフ一同が並び、その奥に和田の楽屋があった。当時の心境は「まるで処刑台に向かう気持ち」だったが、楽屋で待っていた和田からは「お前、めっちゃ面白いな」「私に向かってあんなことを言ったやつはいない」の褒め言葉と共に、「だから、ずっとこの番組にいてくれな」というレギュラー継続の知らせだった。
並外れた身体能力など都市伝説的な噂話をネタにされることが多い和田。しかし、勝俣は時に毒舌も交えながら容赦なく和田をイジり倒すという、芸能界でも珍しい存在として知られている。番組で一連のエピソードを話し終えると、「それで認められて今みたいな関係になったんです」と語り、スタジオからは納得する声が上がっていた。