JR西日本は21日、2015年度秋(10~11月)の臨時列車について発表した。この中で、山陽新幹線「こだま」1往復に導入される「500 TYPE EVA」に関して、11月7日から運転開始することが発表されている。

「500 TYPE EVA」はエヴァ初号機を思わせる外観イメージに

「500 TYPE EVA」は、山陽新幹線全線開業40周年とアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』テレビ放送開始20周年を記念し、この秋から始動する「新幹線 : エヴァンゲリオン プロジェクト」の一環でコラボした車両。「500系は一番好きな新幹線車両」という庵野秀明氏が監修し、メカニックデザイナーの山下いくと氏が車両デザインを手がけた。乗車中、エヴァの世界観を楽しめるコンテンツも用意する。

同車両は山陽新幹線「こだま730号」(博多駅6時36分発・新大阪駅11時14分着)・「こだま741号」(新大阪駅11時32分発・博多駅16時7分着)で使用され、この秋の運転日は11月7~26日と11月28・29日を予定している。なお、「こだま730・741号」ともに毎日運転される定期列車のため、「500 TYPE EVA」で運転されない日があるほか、列車の編成が急遽変更となる場合もあるとのこと。

山陽新幹線ではその他、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の利用に便利な列車として、鹿児島中央発新大阪行「さくら580号」(10月10・31日、11月14・21日運転)、博多発新大阪行「ひかり580号」(10月3・17・24日、11月7・28日運転)を設定。ともに新大阪駅に10時23分に到着し、ユニバーサルシティ・桜島方面の快速列車(新大阪駅10時33分発)に接続する。秋の期間中、3連休や週末を中心に「のぞみ」「みずほ」「さくら」「ひかり」などの臨時列車も運転される。