スズキは18日、軽乗用車「ワゴンR」「ワゴンR スティングレー」の「エネチャージ」「S-エネチャージ」搭載車の燃費を向上するとともに、ターボ車にも「S-エネチャージ」を搭載して発売した。

「ワゴンR スティングレー T」

「ワゴンR FZ」

今回の改良では、「S-エネチャージ」搭載車の「ワゴンR FZ」「ワゴンR スティングレー X」に対し、「S-エネチャージ」のモーターアシストする時間・頻度を増やすとともに、燃焼効率を高めるなどの改良を施したR06A型エンジンを組み合わせ、軽ワゴントップレベルの燃費性能とされる33.0km/リットル(JC08モード走行)を実現した。

ターボ車の「ワゴンR スティングレー T」にも「S-エネチャージ」を採用し、軽ワゴンターボ車トップレベルという低燃費28.0km/リットル(JC08モード走行)を達成したほか、「エネチャージ」搭載のNA車「ワゴンR FX(CVT車)」「ワゴンR 昇降シート車」に改良型のR06A型エンジンを搭載し、燃費を向上させている。

外観にも変更が加えられ、「ワゴンR スティングレー」にLEDフロントフォグランプを採用したほか、「ワゴンR スティングレー T」ではヘッドランプやリヤコンビネーションランプに青い加飾を施し、青く点灯するLEDイルミネーションも採用された。車体色では、「ワゴンR FX / FZ」「ワゴンR スティングレー」に「ムーンライトバイオレットパールメタリック」を新たに設定した。

価格は「ワゴンR」が114万4,800~149万3,640円、「ワゴンR スティングレー」が146万5,560円~173万5,560円(ともに税込)、「ワゴンR 昇降シート車」が142万円(税別)。