六本木ヒルズでは8月21日~23日、「六本木ヒルズ盆踊り2015」が六本木ヒルズアリーナ(東京都港区)にて開催される。

過去のイベントの様子

同イベントでは、屋台の出店や盆踊りの開催に加え、六本木ヒルズオリジナル音楽舞劇「楽劇 六本木楽」や東北の郷土芸能も公開される。

22日~23日には盆踊りを開催。六本木ヒルズから誕生した歌手・六本木じろう氏が歌う六本木ヒルズオリジナル盆踊り曲「六本人音頭」に合わせ、参加者は六本木ヒルズアリーナのやぐらを回る。今年は同氏と一緒に歌う"歌い手オーディション"も開催。当日は、共に歌う新たな歌い手仲間も登場する。開催時間は17時~20時。

さらに、今回は、六本木ヒルズオリジナル音楽舞劇「楽劇 六本木楽」が開催10回目を迎えることを記念し、開始以来初となる六本木けやき坂通りの一般開放も行う。六本木ヒルズ盆踊りとしては過去最大エリア・最多プログラムでの展開となるとのこと。

「楽劇 六本木楽」はこれまで前夜祭を盛り上げる演目とされてきたが、今回は同企画のメインプログラムの1つとして登場。通行止めにする六本木けやき坂通りをステージに、約1時間におよぶ特別パフォーマンスを披露する。

「楽劇 六本木楽」を披露するのは、市民参加による地元の有志を含めた総勢約150人を予定している。一般参加者は6歳~60代の約100人。本番に向け、7月中旬から地元の高校の体育館で練習を続けているとのこと。

「楽劇 六本木楽」(過去のイベントの様子)

また、「六本木ヒルズ盆踊り」では2011年以降、東北に伝わる郷土芸能の保存団体を招き、連綿と伝承されてきた演舞を公開している。今回は、21日の18時~、19時30分より宮城県石巻市の「寺崎のはねこ踊」、23日の16時より岩手県北上市の「鬼剣舞」、岩手県上閉伊郡の「鹿子踊」の公開を予定している。

「寺崎のはねこ踊」(過去のイベントの様子)

そのほかにも、会場では六本木ヒルズ内のレストラン&ショップが屋台やキッチンカーを出店し、オリジナルメニューを提供する。出店数は過去最多となる計23店舗。オリジナル屋台では、和牛串や魚介串など串メニューが登場するという。

六本木ヒルズ内のレストラン&ショップが屋台やキッチンカーとして出店