クレディセゾンが運営する「くらしとお金」の相談サイト「Sodan(ソダン)」はこのほど、ふるさと納税に関する調査結果を発表した。それによると、ふるさと納税利用者が寄付をした自治体から受け取ったお礼の品は「肉」が最も多かった。

ふるさと納税、9割超が税金控除と自治体のお礼品を目的

ふるさと納税を利用した理由を尋ねたところ、47.5%が「税金が控除されるから」、45.7%が「各地域の特産品がもらえるから」と答え、9割超が税金の控除と自治体からのお礼品を目的に利用していることがわかった。

ふるさと納税利用者に受け取ったお礼はどのようなものかと聞くと、1位「肉」、2位「米・パン」、3位「果物」、4位「魚介類」、5位「加工品類」との結果に。1位の「肉」は2人に1人が、2位の「米・パン」は3人に1人が受け取っていた。また、潜在ニーズは「宿泊券」や「お食事券」にあることが明らかになった。

受け取ったお礼はどのようなものですか?(複数回答可)

ふるさと納税を利用して困ったこととしては、「お礼の品がいつ届くかわからない」「全額控除される自分の限度額がわからない」「クレジットカードが使えない自治体がある」などが挙げられ、約34%がなんらかの改善を望んでいることが判明。一方、嬉しい困りごととしては、「お礼の品が多すぎて、選ぶのに時間がかかる」といった声も寄せられた。

調査期間は2015年7月14~21日、調査方法はインターネット、有効回答はふるさと納税利用実績のあるセゾンカード会員385人。