演出家でタレントのテリー伊藤が、3日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『ミレニアムズ』(毎週月曜24:55~)にゲスト出演し、"最近のテレビ"に関して持論を展開した。

演出家でタレントのテリー伊藤

番組冒頭から、オードリー・春日俊彰が扮するオネエキャラ"カスママ"のネタを「深夜番組で普通のことやったってダメ!」と一蹴したテリー。南海キャンディーズの山里亮太からの「分析しないで何も考えずに面白いと思えることは?」に、「家に帰った時は普通にテレビを観て」と答えた。自宅ではダメ出しなども一切しないという。

批判をすることなく、時には「若いディレクターの作った番組」に「すげえ」と感心することも。かつて総合演出を手がけた『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』と比べた時に「やっぱり昔のやつだな」など、テレビが進化し続けていることを実感しているという。

テリーはこれを「音楽」に例え、「昔の音楽聴いているとヌルくない? 音も薄いし」と主張。一方、お笑い芸人については「時代の中で"今"のお客さんに合わせている人」を売れている芸人と捉え、過去との比較はしない考え。春日について「話術は大したことない」と指摘しながらも、「(ほかとは)違うキャラクターを作った」「こうやって芸能界で生き延びている」と褒めていた。