文房具店や雑貨店で見かける可愛い柄のマスキングテープ。ラベルとして使ったり、アルバムのデコレーションに用いたり、付箋の代わりにしたりと様々な使用方法がありますが、実はオシャレアイテムとしても活用できるスグレモノ。今回は100均のマスキングテープを使った簡単なネイルの方法を紹介します。
材料
・マスキングテープ
100円ショップでも購入できます。色は比較的濃いめの方がキレイに仕上がります。店頭で実際に手に取って、ネイルにしたら映えそうな柄を選んでもいいですね。
・マニキュアのトップコート
表面の保護とツヤ出しのために使います。
・セロハンテープ、細めの油性ペン、シャープペンやボールペン
爪の型を作るのに使用します。
・ハサミ
型を作っておくと次回からもさらに簡単に
最初に爪を洗います。爪の表面に油などの汚れが付着していると、マスキングテープがはがれやすくなるためです。続いて爪にセロハンテープを貼り、油性ペンで形を写し取ります。
セロハンテープを爪からはがし、白い紙などの上に貼ります。油性ペンが乾いたのを確認したら、その上にマスキングテープを貼ります。油性ペンのラインが透けて見えるので、シャープペンやボールペンなどでその上をなぞります。
マスキングテープをはがし、なぞった線に従ってハサミでマスキングテープを切り取ります。セロハンテープといっしょに切ってしまうと、マスキングテープがはがしにくくなるのでご注意を。
ハサミは小さめの方が細かな部分までキレイに切り取れます。また、途中で引っ張ってしまうと繊維がちぎれて見た目が悪くなってしまいます。カッターナイフも繊維がうまく切れず、カーブもキレイにカットできないので不向きのようです。
切り取ったマスキングテープを爪に貼ります。しっかりと密着させてください。
その上からトップコートを塗ります。いきなりたっぷり塗ると、爪とマスキングテープの間にトップコートが入ってしまうことがあるので少量で薄く塗っていきます。ツヤはなくなりますが、面倒な場合はトップコートなしでもOK。それでも十分可愛いです。
完成です。トップコートは重ね塗りすると、よりツヤが出てキレイに見えます。マスキングテープなので、はがす時も簡単です。
コツは爪の大きさよりも、ほんの少し小さめにつくること。爪からマスキングテープがはみ出すとそこからはがれやすくなります。
直接爪に貼るという作り方も
型を一度作ってしまえば、異なるマスキングテープを使ってネイルを行う際に便利です。もちろん「ちょっとだけ試してみたい」といった場合は、直接爪にマスキングテープを貼り、ボールペンなどでアタリをつけてから、その線に沿って切るという方法でかまいません。
持ちはイマイチだけど、爪にはやさしい
可愛く簡単にできるマスキングテープネイルですが、持ちはそれほどよくありません。水を使った作業や入浴の際にテープと爪の隙間に水分が入ってしまい、はがれやすくなります。プールや海、温泉などのレジャーでのオシャレには不向きかもしれません。
マスキングテープは商品によって粘着力が異なります。一概には言えませんが、筆者が100円ショップで購入したマスキングテープの場合、長くて1日半、短くて半日程度でした。爪表面の油分を取ること、マスキングテープをしっかり密着させること、トップコートで貼ったマスキングテープを硬化させることがコツです。
持ちはそれほどよくありませんが、マスキングテープなので爪を傷める心配もありません。小さな子どもが「ネイルアートごっこ」をするといった場合には適しているのではないかと思います。
執筆:麦原 ケイ (ベル・エキップ)
猫とビールと唐揚げとコーヒーが好きな神奈川県・横浜在住の主婦ライター。
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