アイリックコーポレーションはこのほど、公式ホームページ「女子のホンネ会議室」にて、夏のオフィスで気になるあれこれに関する調査結果を発表した。調査は7月7日~9日、20歳~50歳の働く女性500名を対象に二者択一(あり・なし)のアンケート形式にて行われた。

女性85%が"オフィスでショートパンツ"はナシ

「オフィスでショートパンツ」

まず、「オフィスでのショートパンツ」はありかなしか聞いたところ、85%の女性が「なし」と回答。年代別でも、全ての年齢層で否定的な意見が圧倒的で、特に30歳以降に拒否反応が強く表れる結果となった。

また調査では、同社の男性・女性社員に対しても同様の質問を実施しており、その結果、オフィスでショートパンツが「あり」と回答した女性社員は1割以下(8.9%)だったのに対し、男性社員は26.8%と高い割合を示した。

「女性の仕事中のノースリーブ」

続いて、「女性の仕事中のノースリーブ」についても聞いたところ、68.4%が「なし」と回答。年代別では、50歳は比較的、肯定派が43.5%と多いものの、それ以外の年代は否定的な回答が多かった。社員アンケートの結果では、「あり」と回答した女性社員は48.9%だったが、男性社員は61.0%という結果に。ショートパンツの結果と合わせてみても、男性社員は、女性の仕事中の格好に対して全体的に寛容に見ている傾向が伺えた。

男女ともに"素肌にワイシャツ"にNO!

「素肌にワイシャツ」

続いて、「素肌にワイシャツ」について尋ねた結果、75%が「なし」と回答し、全ての年齢層で否定的な回答が上回った。また、社員アンケートの結果でも、男性社員(90.2%)、女性社員(93.3%)ともに9割以上が「なし」と回答し、「素肌にワイシャツはなし」という感覚は、男女でさほど変わらないものであることがわかった。

女性は「匂い」に対しても拒否反応

「男性の香水や整髪料の匂い」

次に、オフィスでの匂いに関する調査を実施。まず、「男性の香水や整髪料の匂い」について尋ねたところ、女性の過半数(58%)が「なし」と回答。また、男性社員の7割超が「あり(73.2%)」と回答しているのに対して、「あり」と回答した女性社員は46.7%にとどまった。調査では、「ニオイは自分では気づきにくいもの。これからの季節は、特に敏感になりやすいので、無香料で対策するなどの心遣いが必要かもしれません」としている。

「女性の香水、化粧の匂い」

続いて、「女性の香水、化粧の匂い」についても聞いた結果、「なし」と回答した女性は55.6%だった。男性の匂いと同様、女性は全ての年代で「あり」と「なし」が拮抗し、さらに男性よりも女性の方が「なし」の回答が上回ったことから、女性は、服装だけでなく匂いに対しても敏感に反応しやすいことが伺える結果となった。