富士急行は7月25日、富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)のアトラクション「絶望要塞」と「最恐戦慄迷宮 -暗黒病棟-」をそれぞれ「絶望要塞2」「絶凶・戦慄迷宮」としてリニューアルオープンする。

「絶望要塞」は「絶望要塞2」にリニューアル

「絶望要塞」は、のべ120万人が挑戦したミッションクリア型のアトラクションで、オープンから3年がたつ現在も脱出成功者はいまだ2組という高難易度で人気だという。しかし、あまりにも脱出成功者が少ない状況を深刻に捉えた富士急ハイランドでは、「もうお客様が脱出するのを待っていられない」として同アトラクションでの目的を「潜入」に変更。「絶望要塞2」としてリニューアルする。

挑戦者が侵入する先は、一度足を踏み入れると二度と外に出ることができないという要塞。挑戦者は要塞を崩落させるために、待ち構えるさまざまなトラップをかいくぐり、"秘密のミッション"のクリアを目指す。

アトラクション内には、姿を捉えられると「即刻アウト」となる監視カメラや、セキュリティー大手・ALSOKの自律走行型警備ロボットを配備。最終ステージに用意された「秘密のミッション」を成功させれば、要塞を崩落させることができ、ミッションクリアとなる。所要時間は約20分~1時間以上を予定しており、定員は1回180人を予定。参加資格は小学生以上(小学生は中学生以上の大人同伴が必要)で、料金は800円(フリーパス利用可)となる。

「最恐戦慄迷宮 -暗黒病棟-」がリニューアルする「絶凶・戦慄迷宮」では、人間の感じる恐怖を追求。真っ暗な闇を歩く「暗闇通路」や逃げ場のない「監禁部屋」を新設し、闇・音・温度・におい・圧迫感など、人間の本能的な恐怖を体験できるという。

「最恐戦慄迷宮 -暗黒病棟-」は「絶凶・戦慄迷宮」にリニューアルする

特に最終部屋の「巨大人体実験室」は過去最大規模の広さで、いつどこから襲われるかわからない極限状態の恐怖心に苛(さいな)まれたまま進まなければならないとのこと。所要時間は約50分~無限大で、歩行距離は約900m。参加資格は小学生以上(小学生は中学生以上の大人同伴が必要)で、料金は500円(フリーパス利用不可)となる。収容人員は1日1,000~1,500人。

※価格は全て税込