STRIDEはこのほど、運営する女性向けクラウドソーシングサービス「Woman& Crowd」に登録している女性会員を母体とした調査機関「Woman& Research」を設立。その調査第1弾として「主婦業における給与・ボーナスの意識調査」を実施し結果を発表した。調査は6月11日~18日にかけて、配偶者が今夏ボーナスを受給している「Woman& Crowd」の会員500名を対象に行われた。

今夏ボーナスの使い道は「貯金」と「子供関連」

「今年の夏のボーナスの使い道は何ですか?」

「今年の夏のボーナスの使い道は何ですか?」と質問したところ、最も多かった回答は「貯金(28%)」だった。続く2位は「レジャー費用(16%)」、3位は「子供の教育費(14%)」となり、上位3つで約6割を占めた。

僅差で4位となった「商品の購入(13%)」では、およそ3割の人が「子供向けの洋服・玩具」といった商品を購入予定と回答しており、上位の「レジャー費用」や「子供の教育費」と合わせると、子供を持つ家庭では特に、ボーナスの消費対象が子供に関連する商材である傾向が高いことがわかった。

主婦3割が、主婦の月給は「5万円以上10万円以下」と回答

「家事や育児などの主婦業に月額給与がもらえるとしたら、いくら?」

続いて、「家事や育児などの主婦業に月額給与がもらえるとしたら、いくらが妥当だと思いますか?」と尋ねたところ、「5万円以上10万円以下(32%)」が最多回答となり、次いで「5万円未満」と「11万円以上20万円以下」が同率(24%)で続き、結果「20万円以下」と答えた女性が8割となった。

設定した金額の理由について、5万円未満と回答した女性からは「家事は夫と分担しているので、そこまで負担がない」(30代・会社員)といった意見。11万円以上20万円以下では「無休だけれど時間の配分も自分次第なので比較的融通が利く」(30代・会社員)とのこと。50万円以上では「育児となると、ものすごく責任のある仕事なので値段がつけられない!」(40代・専業主婦)といった理由が寄せられた。そのほか、「課税対象にならない金額が妥当だと思った」、「ベビーシッターやお手伝いさんを雇うとしたら、相応の金額」など、現実的な回答も目立った。

主婦のボーナス、平均で20万円希望

「主婦業にボーナスがもらえるとしたら、いくら欲しいですか?」

次に、「主婦業にボーナスがもらえるとしたら、いくら欲しいですか?」と聞いたところ、「5万円以上10万円以下(41%)」を筆頭に、約7割が20万円以下を選択。全回答の平均希望額も20万円という結果となった。20万円以下を設定した理由については、「自分の洋服や美容代など、十分な贅沢ができる金額だと思う」、「あまり高すぎると家事を完璧にしなきゃいけないプレッシャーを感じてしまう」という意見のほか、「夫の月収やボーナスよりも多くもらうのは申し訳ない気がする」など、夫を立てる控えめな意見も目立った。

また、ボーナスの使い道についても聞いたところ「自分の今後に生かせる仕事の資格をとりたい」(30代・専業主婦)、「遠くてなかなか行けないテーマパークに、泊まりがけの家族旅行がしたい」(40代・専業主婦)、「子どもを預けて、夫と二人きりの素敵なディナーを楽しみたい」(30代・専業主婦)、「エステなど自分へのご褒美に使って、母として妻として頑張る活力にしたい」(20代・専業主婦)、「家事を楽にできるような家電やサービスを利用してみたい」(20代・会社員)といった回答が寄せられた。