来日中の俳優アーノルド・シュワルツェネッガー、女優のエミリア・クラークが6日、東京・六本木ヒルズ アリーナで行われた映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(7月10日公開)のジャパンプレミアに登場した。

ジャパンプレミアに登場したアーノルド・シュワルツェネッガー

シュワルツェネッガーの来日は、『大脱出』(2013)以来1年7カ月ぶり16回目、『ターミネーター』シリーズとしては『ターミネーター3』以来12年ぶり。ヒロインのサラ・コナーを演じたエミリア・クラークは、今回が初来日となる。

シュワは黒いスーツ、エミリアは赤いドレス姿で登場。駆けつけた約600人のファンから「シュワ~!」「エミリア~!」などと声が上がる中、レッドカーペットを笑顔で歩き、サインや写真撮影にも応じた。

ステージ上でシュワは、12年前に『ターミネータ3』で来日した際に「アイルビーバック!」と約束したことを振り返り、「ターミネーターは必ず約束を守る。今回その約束を守ることができ、うれしく誇りに思います!」と力強く語った。そして、「サンキュー!」「アリガトウ!」と日本語も交えて感謝の言葉を連発した。

また、本作の見どころの一つである新旧ターミネーターの対決について、「若い方のターミネーターはマシーンの味方。年を重ねた方は、サラを守る、人類を守るという別のミッションを持っている」と説明。「重量級のロボット2人による決闘は見ものです!」とアピールした。

サラ役のエミリアは、シュワを「人間としても俳優としても尊敬しています」と言い、「彼に守られるという役は、世界で一番ラッキーな役」と共演できた喜びをコメント。シュワも「エミリアを尊敬しているし褒めてあげたい」とたたえ、「肉体的に大変な役だった。アクション、特に銃の扱いを一生懸命訓練し、タフなサラ・コナーを見事に演じた」と絶賛した。

イベントの最後に、「3、2、1」の掛け声に合わせ、全員で「アイルビーバック!」。劇中の名ゼリフで締めくくった。

(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.