40歳になった自分を想像したとき、やっぱり目指すべきは社長? バリバリの管理職? それともお気楽な主婦希望?! 今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、 自分が40歳になったとき、どんな仕事をしていたいかを考えてもらった。
Q. 自分が40歳になったとき、どんな仕事をしていたいですか?
■偉くなりたい
・「ばりばり管理職: 上の立場でいたい」(32歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「マネジメント: 自分が仕事をするより、経験を生かして管理調整する役になりたい」(30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)
・「部下を纏める仕事: 駒としてではなく、人を使うようになりたいから」(32歳男性/電機/技術職)
・「だれかの上にたつ仕事がしたい: 役職がほしい」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「一つの課をまとめる: 会社に貢献したい」(50歳以上男性/不動産/経営・コンサルタント系)
・「どこかの会社の部長: 部下に慕われてみたいから」(26歳男性/農林・水産/技術職)
■充実
・「やりがいのある仕事: 具体的な仕事内容は思い浮かばないけど、やりがいを日々感じて充実していたいから」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「営業でばりばり: まだまだ元気でいたい」(30歳男性/情報・IT/営業職)
・「自分が満足出来る仕事: もし出来れば幸せだと思う」(39歳女性/運輸・倉庫/技術職)
・「頼られる人として仕事をしたい: この仕事ならこの人と思われたいから」(32歳女性/情報・IT/事務系専門職)
■将来的にはできるはず!!
・「少しでもスキルを上げたい: 切実にそう思っているので」(29歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「自分から積極的にいろいろ企画したりできるといいなぁと思う: 与えられたこと以上のクリエイティブなことをしたいから」(28歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「社内システムの発展: 今の仕事がどうしても納得行かない点が多いので、どうせなら改善していきたい」(23歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・「よりよい職場の環境を整えるためのプロジェクトを中心メンバーとしてしきっていたい: 現在の職場の状況が女性にとってとても酷なところであり、なかなか女性から一歩踏み出すという状況がまだまだ進んでいないから」(33歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)
■余裕が欲しい
・「ライフワークになるような仕事を自分のペースで動かしたい: 40代相応の経験と落ち着きを生かしたいから」(27歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「もっと楽しくはたらいていたい: 息抜きしつつバランスとれてればいいから」(28歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「自宅で今みたいな仕事をしてたい: 今の仕事は好きだが犬のいる環境で仕事がしたいので」(28歳女性/医療・福祉/事務系専門職)
・「少ない時間で仕事をしたい: 家庭や子育てと両立したいから」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
■体力を考えて
・「定時で帰れる気楽な仕事がしたい: 今割とハードなので、体力がなくなってくる年代は楽をしたい」(31歳女性/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)
・「片道1時間かけずに通勤する: 移動に時間が掛かるのは辛いから」(30歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「パートでデスクワーク: 体力が必要な仕事には自信がないから」(28歳女性/運輸・倉庫/営業職)
・「退職: アーリーリタイア」(33歳男性/情報・IT/技術職)
■こんな職に就きたい
・「開発: 自分の作った商品を世に出したいから」(23歳男性/金属・鉄鋼・化学/営業職)
・「マンションオーナー: 不労所得に憧れるから」(37歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「医療現場: 昔からの夢」(36歳女性/医療・福祉/専門職)
・「全然想像つかないですが、FPとして活躍したいです: FPでしたら一生涯働くことができそうだからです」(31歳女性/その他/その他)
・「自分の能力をいかして、海外でお店を持っていたい: 夢だったので」(28歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
・「大学教授: 若者の育成をしながらのんびり研究」(27歳女性/情報・IT/営業職)
・「もう40歳は過ぎていますが、シンガーソングライター: かっこよくて、儲かりそうだから」(50歳以上男性/金融・証券/専門職)
■独立したい
・「社長: 起業したいから」(29歳男性/その他/事務系専門職)
・「カフェを開きたい: 店を持ってみたい」(24歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)
・「自分が主導でビジネスをやりたい、マネジメントにまわるか、フリーかわからないけれど: 自分の力で稼げるようになりたい」(22歳男性/情報・IT/技術職)
・「フリー: 自由なイメージ」(26歳男性/自動車関連/技術職)
■総評
自分が40歳になったとき、どんな仕事をしていたいか、それぞれ思い描く理想の未来があるようだ。
最も多かったのはやはり「出世」「管理職」「キャリアアップ」という意見だったが、その理由は「一人前になりたい」「もっと収入が欲しい」「部下に慕われてみたい」「人を使う仕事がしたい」「責任ある仕事がしたい」「役職が欲しい」「会社に貢献したい」などなど、バラエティに富んでいた。40代ともなるとかなりの中堅どころ、こういった管理職も現実味を帯びてくるだろう。
なんとなく抽象的ではあるが「充実」した仕事をしたいという意見もあった。「やりがいを感じたい」「バリバリ働きたい」「満足したい」と脂の乗った40代を希望しているようだ。今はまだうまくこなせない仕事をその頃までにはスマートにこなしていたいという願望もあるようで、「自分から積極的に企画を持ち込む」「女性の職場環境を整える」「プロジェクトリーダー」などと答えてくれた回答もあった。
反対に、ゆとりが欲しい、という意見もあった。特に女性は、家庭や子育てとの両立を目指したいという声が目立ち、「定時退社」「労働時間の短縮」「パートタイム」「自宅勤務」など、無理ない範囲で働きたいという人が多かった。男性も次第に落ちてくる体力を考慮してだろう、「デスクワーク」や「早期退職」を希望する人もいた。時間的にも体力的にも現在ギリギリの状態で働いている人は、「こんな働き方は長くは続かない」「若いうちだけ」と考えてしまうのかもしれない。
「社長」に始まり、「雑誌編集長」「医者」「大学教授」「カフェ開業」、転職を考えて「マンションオーナー」「シンガーソングライター」など、実にさまざまな夢や未来像も寄せられた。ただ「今の仕事をこのまま続けたい」という声が非常に多かったのも印象的な今回のアンケートだった。40代はまだまだ先とゆったりしている人も、5年10年と過ぎてしまえばあっという間。今日から早速、未来の自分に向けて努力を始めよう。
調査時期: 2015年6月2日~6月3日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性135名 女性165名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート