Q.好きで狙っている人がいても諦めてしまうのはどんな時ですか?

誰かを好きという気持ちは隠すべきものではない。ただ、時にはさまざまな理由から、そっとその気持ちをなかったことにして、日の目を見ずに終わってしまう恋もある……。今回はマイナビニュース会員のうち女性271名に、好きな人を諦めてしまうのはどんなときか答えてもらった。

Q.好きで狙っている人がいても諦めてしまうのはどんなときですか?
1位 相手に恋人がいるとき 56.3%
2位 自分に興味がなさそうだと感じたとき 30.7%
3位 相手のスペックが(自分と比較して)高すぎるとき 2.7%
3位 物理的な距離が遠いとき 2.7%
5位 相手のスペックが(自分と比較して)低すぎるとき 2.3%

■相手に恋人がいるとき
・「奪ってまで付き合いたくない」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「略奪する勇気はない」(27歳/金融・証券/事務系専門職)
・「恋人がいる人をその気にさせるのは難しいです」(30歳/ソフトウェア/秘書・アシスタント職)
・「相手に恋人がいると、待っているのがつらいので忘れるようにしている」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「ここでアピールしてなびく人は結局付き合えたとしても同じ事を自分にされると思うので」(34歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

■自分に興味がなさそうだと感じたとき
・「振り向かせるのはなかなか難しいと思うから」(28歳/生保・損保/営業職)
・「興味がない人にアタックするほど自分に自信がないので」(27歳/ソフトウェア/技術職)
・「時間の無駄だから」(32歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「傷つきたくないから」(24歳/情報・IT/クリエイティブ職)
・「話しかけた時や、話していても興味を示さないと、楽しくないので興味がなくなる」(41歳/マスコミ・広告/事務系専門職)

■相手のスペックが(自分と比較して)高すぎるとき
・「自分とは不釣り合いだから」(31歳/その他/事務系専門職)
・「釣り合いというものもある」(29歳/商社・卸/営業職)
・「距離を感じる」(32歳/その他/その他)
・「具体的な経験はないが、相手が自分のスペックを下に見ていたり卑下していたりする時は自分が嫌になってしまうから」(22歳/情報・IT/技術職)

■物理的な距離が遠いとき
・「会えないことにはどうしようもないので」(30歳/通信/事務系専門職)
・「頻繁に会えないと好きになってもらえないから」(27歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「遠距離をする自信なし」(24歳/不動産/事務系専門職)
・「遠距離はめんどうなので」(27歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

■相手のスペックが(自分と比較して)低すぎるとき
・「尊敬できないと好きになれないから」(23歳/人材派遣・人材紹介/営業職)
・「さめるから」(41歳/建設・土木/事務系専門職)
・「相手が負い目に感じたら面倒くさいので」(26歳/商社・卸/技術職)
・「自分より劣る人は論外」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

■その他
・「ライバルが怖いとき: ライバルになりそうな子の目つきが怖いときはやめます」(28歳/その他/クリエイティブ職)
・「友人が同じ人を好きだったとき: 友人が同じ人を好きでどんどんアプローチをするので、見るのがつらくなって諦めてしまった」(33歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「既婚者: 奥さんや子供に悪いので」(33歳/金融・証券/専門職)
・「時間がたちすぎた場合: 2年以上片思いから進展できないときは見切りを付けないと無駄な時間が流れるので」(32歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

■総評
好きで狙っている人がいても諦めてしまうのはどんな時か、半数以上の女性が「相手に恋人がいるとき」を選んだ。理由として多かったのは「横取りしてまで付き合いたくない」「わざわざ略奪したくない」という意見だった。他人の幸せを邪魔したり壊したりすることに抵抗がある女性が多いようだ。また「そんな勇気はない」「別れるまで待てない」と消極的な声も多く、「恋人を捨てる男性は、付き合えたとしても自分も同じことをされそう」「因果応報」というもっともな意見もあった。

2位は、3割以上の女性が選んだ「自分に興味がなさそうだと感じたとき」。興味がない男性の心を振り向かせるのは難しい、と諦めてしまうようで「そこまで自分に自信はない」「心が折れる」「傷つきたくない」など、臆病な女性の心理も垣間見られた。中には「手間がかかりそう」「時間の無駄」「面倒」というドライな意見も。

「相手のスペックが高すぎるとき」と「物理的な距離が遠いとき」は同率で3位だった。ルックスや学歴、家柄などいろいろあるだろうが、格差がありすぎると「不釣り合い」とはなから敬遠してしまうようだ。また距離的にも隔たりがあると「恋愛を続ける自信がない」「会えないとつらい」という気持ちになるのはよく分かる。

5位は「相手のスペックが低すぎるとき」。女性側が男性に気を使ってしまう状況を嫌う声や「相手が尊敬できないといや」という意見も見られた。その他には「相手が既婚者だったとき」「友人が同じ人を好きだったとき」「ライバルが強力だったとき」など、周囲の状況と人間関係を読んでしまう、女性らしい意見が並んだ。恋は盲目、というが、現実的にはなかなかそうはいかないようだ。

調査時期: 2015年3月7日~3月23日
調査対象: マイナビニュース会員 女性限定
調査数: 271名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません