Q.恋人に対して「この人とは結婚できないな」と思ったことはありますか?

料理が下手で片付けが大嫌いだという彼女、かわいくて好きなんだけど、どうも結婚となると考えてしまう……。今回はマイナビニュース会員のうち独身男女300名に、恋人に対して「この人とは結婚できないな」と思ったことはあるか答えてもらった。

Q.恋人に対して「この人とは結婚できないな」と思ったことはありますか?

はい (男性)19.3%/(女性)37.3%
いいえ (男性)80.7%/(女性)62.7%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどうしてですか? どんなとき、恋人のどんな言動に「結婚できない」と思いましたか?

■お金の問題
・「金銭感覚が合わなかった時、彼女が平気で高価なブランド物を買っているのを知った時」(30歳男性/学校・教育関連/専門職)
・「身の丈に合ったお金の使い方をしないので」(22歳女性/建設・土木/事務系専門職)
・「車などローンを組むし、車もすぐに買い替えようとするから」(38歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)
・「度を越したケチだったので」(36歳女性/その他/事務系専門職)
・「彼女に借金があり挙げ句の果てに自分にも金を貸してくれと言って来たので付き合いきれないと思ったから」(31歳男性/電機/事務系専門職)

■性格的に難あり
・「ちょこちょこと性格が悪いことが発覚したとき」(26歳男性/その他/専門職)
・「自己中心的発言」(30歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「結婚したら性格が変わると思ったから」(27歳男性/食品・飲料/営業職)
・「わがままな人、融通が利かない人、自分が思うとおりにならないと機嫌悪くする人は絶対に結婚できないと思う」(27歳男性/情報・IT/技術職)
・「いい加減で何事にもルーズだった時」(26歳女性/その他/その他)
・「なにも決められないのを見たとき」(34歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「頼りない」(30歳女性/商社・卸/事務系専門職)

■女性は会話が大事
・「一緒にいてつまらない」(23歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「話が弾まない」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「何かあっても話し合えない」(31歳女性/学校・教育関連/技術職)
・「決め手となった発言は思い当たらず、日々の積み重ねからの判断だと思います……この先ずっと一緒にいたいと全く思わなかった」(29歳女性/情報・IT/事務系専門職)

■家事をしない女性
・「家事全般をやらない……将来、手料理ではなくて、出来合いで済ませると小耳に挟んだから」(41歳男性/情報・IT/営業職)
・「私生活の管理が余りにずさん(部屋がぐちゃぐちゃ、自分もぐちゃぐちゃだったけど、やっぱり女性には多少の自己管理力は欲しい)、教養の度合い(論理的思考やある程度の知見)」(21歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「生活がだらしない」(32歳男性/小売店/事務系専門職)

■将来性のない男性
・「収入が低い」(25歳女性/電機/事務系専門職)
・「向上心がなく、今のままでいいという恋人の現状に、結婚できないと思ってしまった」(34歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)
・「職業が安定しない恋人を持った時: 恋人としてはいい人でも、結婚は考えられないと思った」(28歳女性/機械・精密機器/技術職)
・「零細企業に勤めているのに今の収入に危機感がなさそうなのをみていて」(27歳女性/電機/営業職)
・「転職をくりかえしているとき」(32歳女性/医療・福祉/専門職)
・「遊ぶことしか考えてない」(27歳女性/情報・IT/事務系専門職)

■その他
・「マザコンだった事です……母親に何でも話すので信頼できないと思いました」(32歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)
・「親に依存している」(22歳男性/自動車関連/その他)
・「夜の営みを拒まれたとき」(26歳男性/医薬品・化粧品/技術職)
・「若い女の子がとにかく好き」(25歳女性/印刷・紙パルプ/技術職)
・「酒癖が悪そうな予感がした」(38歳女性/運輸・倉庫/技術職)
・「食べ方があまりに汚いこと」(35歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

■総評
この人とは結婚できない、という決定的なポイントに出くわしたという人は男性19.3%、女性37.3%と大きな差が出た。女性の方が"結婚"の基準がよりシビアということかもしれない。

結婚できないと思った理由、一番多かったのは「価値観の違い」、特に「金銭感覚の違い」だった。浪費家すぎるのも極度のケチも、どちらも嫌われていた。借金があって見限ったという声もチラホラ。結婚するには確かに最も大事なポイントかもしれない。

性格的に合わない相手も結婚を躊躇してしまうようだ。「わがまま」という指摘が一番多かったが、「だらしない」「頼りない」点が気になったという声もあった。女性は会話を大事にする人が多く、「話が弾まない」「一緒にいても楽しくない」というのも結婚を考え直すポイントになるようだ。

男性は「家事」について、女性は「将来性」について、結婚前に注目するようだ。家事をやりたがらない女性も、仕事を真面目にしない男性も、結婚には不利になるよう。不安定な職業の男性に対して、「恋人ならいいけど結婚はないと思った」という冷静な意見も寄せられた。

その他、「マザコン」「若い女の子好き」「酒癖が悪い」「夜の営みを拒まれた」などなど、さまざまな観点から結婚は「ない」という判断が下されていた。許せないポイントも人それぞれ、それもまた相性なのかもしれない。

調査時期: 2015年4月6日~2015年4月13日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性150名 女性150名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません