7月にスタートする北川景子主演のフジテレビ系ドラマ『探偵の探偵』(毎週木曜22:00~22:54)に、"第2の金城武"とも呼ばれる国際派俳優・DEAN FUJIOKAが、日本の連続ドラマに初出演することが22日、明らかになった。

『探偵の探偵』に出演するDEAN FUJIOKA

DEANは、日本語、北京語、広東語、英語、バハサ(インドネシア語)の5カ国語を操る、1980年生まれの日本人。香港でモデルとして活動していたが、2005年に香港映画『八月の物語』で主演を務め、現在は、台湾を拠点に全米進出も果たすなど、グローバルに活動している。日本では、2013年に公開した映画『I am Ichihashi~逮捕されるまで~』で初監督・主演を務めた。

今作でDEANは、北川演じる紗崎玲奈と、川口春奈演じる峰森琴葉が働くスマ・リサーチ社で、2人とは隣の部署にあたる探偵課の調査員として勤務する桐嶋颯太を演じる。桐嶋は、やむを得ない目的のためなら非合法的手段も辞さないと考える、現実主義者。玲奈の妹を死に追いやった悪徳探偵を探し出すため、彼女を陰ながらサポートしていく。

日本の連続ドラマ初出演に「うれしかったです」と喜ぶDEAN。これまで、ボクシング、ムエタイ、フィリピンのカリスティック、中国の響剣など、さまざまなスポーツを経験してきたことから、アクションシーンの多い今作に「とてもテンションが上りました」と、さらなる喜びを語った。

共演する北川については「イメージがすごく合っている素晴らしいキャスティング」と感心。彼女を陰ながらサポートしていくという役柄だが「ストーリー上で恋の話がでてくれば、全身全霊で恋心を演じたいと思います(笑)」と、今後の恋愛関係への期待を、さり気なくアピールした。

フジテレビの渡辺恒也プロデューサーは、桐嶋の役柄が「数カ国語を操るイケメン日本人俳優、という謎めいた経歴を持つDEANさん自身に重なるものがあると思いました」と起用理由を説明。「アクションや語学力を生かせる活躍どころも作っていければと考えています」と今後の見どころを語っている。

同作は、小説『万能鑑定士Q』シリーズや『千里眼』シリーズの松岡圭祐が書き下ろす最新シリーズが原作。北川演じる紗崎玲奈が、川口演じる峰森琴葉とともに、悪徳探偵業者を調査・追及していく。

北川景子(左)と、DEAN

井浦新(左)と、DEAN