保険ショップ「保険クリニック」はこのほど、「最近の喫煙状況」についての調査結果を公表した。同調査は20歳から60歳までの男女500名を対象に、4月1日から3日にかけてWEBアンケートで実施された。
喫煙者は肩身が狭いご時世?
「たばこの喫煙状況」を聞いたところ、男性の61.3%、女性の28.4%は喫煙経験があることがわかった。内訳を見ると、今も喫煙している人は男性27.7%、女性13.9%で、現在は吸っていない人の方が多いことがわかった。
喫煙している107人に「禁煙」について聞いたところ、4割以上が「禁煙したいと思っているが、いつするかは決めていない」と回答した。「禁煙しない」と合わせると、70%前後は今後もやめそうにないとの結果になった。
喫煙している107人に「禁煙したことがあるか」と聞いたところ、男性54.7%、女性53.1%は「禁煙にチャレンジしたことがある」ことがわかった。ここでは男女の差はあまり見られなかった。
禁煙経験のある182人に「禁煙のきっかけ」を聞いたところ、男女とも第1位は「健康のため」。続く第2位は「たばこが値上がりしたから」だった。また、少数意見だが、男性の場合は「引越し」や「転職」がきっかけになった人もいた。
「禁煙の方法」では、男女ともに多かったのが「ひたすら我慢」「アメやガムで代用」だった。「喫煙外来を利用」した人は4人のみだった。また、ニコチンガムやニコチンパッドを利用した人も8人と少ないことがわかった。
「禁煙して良かったこと」は、男女とも「たばこの臭いがしなくなった」「イライラしない」「食事がおいしい」だった。また、男性は「お小遣いが増えた」、女性は「肌がきれいになった」が上位にランクインした。
全員に「たばこを吸う人の喫煙マナーで気になる事」を聞いたところ、男女とも多かったのが「吸い殻のポイ捨て」「歩きたばこ」だった。
「喫煙できる場所が少なくなっていることにどう感じているか」と聞いた。その結果、男女とも半数以上が「今よりも喫煙できる場所を少なくした方が良い」との回答になった。
「飲食店・居酒屋での分煙」について聞いたところ、男性の67.5%、女性の80.3%は「分煙を希望」していることがわかった。
「たばこを吸っていないと保険料が安くなる保険があることを知っているか」と聞いた。その結果、59.4%が「知らない」と回答。今回のアンケートで、現在たばこを吸っていない人が、8割近くいるのに、加入している人は1.4%(7人)だけだった。