本田技研工業(ホンダ)はこのほど、SUV「ヴェゼル」の装備を充実し、同時に4WD車の設定を追加して発売した。

ホンダ「ヴェゼル HYBRID Z」

「ヴェゼル」はSUVの力強さとクーペのあでやかさ、ミニバンの使いやすさなど、ジャンルの枠を超えた多面的価値を高次元で融合した新ジャンルのクルマ。今回の改良では、快適装備の充実や乗り心地・質感の向上を図り、ガソリン車の最量販タイプ「X」に4WDモデルを追加。ハイブリッド車に「ゴールドブラウン・メタリック」のボディーカラー、「HYBRID X・Lパッケージ」に「ジャズブラウン」のインテリアカラーを新設定した。

快適装備では、「IRカット(遮熱) / UVカット機能付フロントウインドウガラス」「IRカット(遮熱) / スーパーUVカットフロントドアガラス」「プラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナー」を全タイプに標準装備。メーカーオプションのナビ装着用スペシャルパッケージでは、HDMI入力端子とUSBジャックの追加が行われた。

乗り心地と操縦安定性を両立する「振幅感応型ダンパー」をフロントに加えてリアにも装備(FF車)し、一部のモデルにスムースレザーを採用した「本革巻ステアリングホイール」を採用している。「ヴェゼル」の価格は193万1,000~274万6,000円(税込)。