ヴィジュアル系ロックバンドのPsycho le Cemu(サイコ・ル・シェイム)が10日、東京・港区のスペースFS汐留で行われた、WOWOWのトークイベントに出席した。
"スーパー・コスプレバンド"として知名度を上げ、米米CLUBの「浪漫飛行」をカバーして話題になったPsycho le Cemu。2006年から活動を休止していたが、今年2月、結成15周年を記念した復活ライブ「Psycho le Cemu 15th Anniversary Live~TOKYO PARALLEL WORLD~はじまりの奇跡」を、東京・豊洲PITで開催。WOWOWでは、6年ぶりとなった同ライブの模様を、19日22時30分から放送する。
トークイベント前、報道陣の取材に応じたボーカルのDAISHIは、「活動休止中に、Psycho le Cemuっぽいものが流行っているのかなと感じた。復活すれば通用すると思った」と復活ライブのきっかけを語った。また、ライブでは新しいファンも多かったようで、YURAサマは、「初めて見たという人もいてビックリ。今の時代に勝負できるんだなと思った」と手応えを感じた様子だった。
奇抜な衣装でそれぞれのキャラクターを表現しているPsycho le Cemuだが、この日も復活ライブの衣装で登場。"モンスター"役のseekは、「楽器を弾くのは二の次で、お客さんを楽しませるのが第一」と胸を張り、「これからもやっていきたいと思うので、近からず遠からず会える日は来ると思う」と今後に含みを持たせる場面も。また、トークショーで、「演奏力、エンタテインメント力を含めて今が1番良い」と語ったDAISHIも、「日々、お酒を飲みながら妄想してます! 世間から『行き過ぎじゃん!?』って思われないと。世の中をビックリさせたい」と活動再開に意欲的だった。