トラストバンクは9日、同社が運営するふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」において、2015年4月1日より、310の自治体で、ふるさと納税の申込みからクレジットカード決済まで寄附ができるようになったと発表した。

「ふるさとチョイス」

2015年4月1日にふるさと納税の制度が改正され、税金からの控除額が現在の約2倍、年間5自治体までの寄附であれば確定申告が不要(別途申請が必要)になり、今後はさらに利用者が増加すると見込まれている。

従来、ふるさと納税を申込む場合は、寄附したい自治体のホームページから申込書をダウンロード・印刷したり、自治体から送られて来た振込用紙を使って金融機関の窓口で支払う必要があるなど、手間がかかっていた。

一方、「ふるさとチョイス」では、サイト上から専用の申込みフォームに入力するだけで、決済(支払い)まで完了できるワンストップサービスを自治体に提供。寄附者の利便性向上やふるさと納税制度の普及を図っている。

また、申し込み方法の簡便化だけでなく、同制度を通じた産業振興、観光促進、移住定住、災害時即時資金調達支援など、地域の課題解決を提案。さらに、全国でセミナーを開催し、地域が持続可能な仕組みを構築するためのふるさと納税の活用方法などを紹介している。