英国マクラーレン・オートモーティブはこのほど、マクラーレン・スポーツシリーズの第1弾モデル「570S クーペ」を発表した。実車は第115回ニューヨーク国際オートショーで初披露される予定だ。

マクラーレン「570S クーペ」

同モデルはV型8気筒エンジンを搭載し、ボディはカーボン・ファイバー製。マクラーレンは「570S クーペ」のローンチに合わせ、ニューヨークから世界に向けて3つのレベルに分けたモデル戦略を初めて発信するという。

マクラーレンには、すでにスーパーシリーズとアルティメットシリーズがあり、スポーツシリーズは3つ目のモデルシリーズとして展開。ボトムエンドの位置づけだが、他のシリーズと同様、マクラーレンのDNAが惜しみなく注入される。

スポーツシリーズのモデルには、クラス最高レベルのパフォーマンス、最適化されたハンドリングとドライビング・ダイナミクスが組み合わされ、「570S クーペ」はレースで培われたマクラーレンの技術をスポーツカー・セグメントで初めて導入したモデルとなる。なお、「570」という数字は「650S」の由来と同じく、このマクラーレン・スポーツシリーズ第1弾モデルの最高出力が570PSであることを示している。