女性向けファッションレンタルサービス「Cariru(カリル)」を運営するトレジャー・ファクトリーはこのほど、「結婚披露宴でのファッション」に関する意識調査の結果を発表した。調査は2月14日~16日、過去5年以内に結婚披露宴に出席したことのある20歳~34歳までの女性500名を対象に行われた。
結婚披露宴のドレス準備に、85.2%が「金銭的負担」を実感
「結婚披露宴に出席する際、ドレスやバッグなどの準備に金銭的負担を感じますか」と質問したところ、「大いに感じる(45.8%)」、「感じる(39.4%)」と、実に85.2%の方が金銭的負担を感じていることがわかった。
続いて、「結婚披露宴で以前一度着用したドレスを、再度着用することに抵抗を感じますか」と尋ねたところ、およそ5割の女性が「抵抗を感じる(48.2%)」と回答。さらに「結婚披露宴で一度しか着ていないドレス(ファッションアイテム)がありますか」という質問には、65.2%の女性が「ある」と回答した。多くの女性が披露宴の度にドレスや衣装を新調しており、さらに一度しか着用せずに、タンスやクローゼットに眠らせているという実態が明らかとなった。
「ファッションレンタルサービス」利用率、17.4%
次に、結婚披露宴などのドレスをお手軽にレンタルできる「ファッションレンタルサービスを知っていますか」と尋ねたところ、最も多かった回答は「知っているがサービスを使ったことはない(55.8%)」だった。「サービスを使ったことがある」と回答した女性は17.4%にとどまり、サービスの存在自体を「知らない」という女性は26.8%にのぼった。
続いて、実際にサービスを使ったことがあると回答した97名を対象に、レンタルサービスのメリットを教えてもらった結果、「経済的(69.0%)」が最多だった。次いで「コーディネートが楽(51.7%)」、「ブランドの種類が豊富(32.2%)」と続き、レンタルのほうが買うよりも安く済み、毎回豊富なブランドの中から選べるため、コーディネートがしやすい点が人気であることが伺えた。
一方、ファッションレンタルを利用したくないと回答した人の理由としては、「1回のレンタル価格が高い (38.6% )」や「衛生面が気になる(34.6%)」、「汚れやシミをつけてしまうのが心配(32.0%)」などが上位となった。(ファッションレンタル Cariru調べ)