クリニークはこのほど、全国の20歳~39歳までの女性310名(一部設問は男性206名)を対象に実施した、「顔写真の加工効果についての実態調査」を実施し結果を発表した。調査期間は1月19日~1月23日。

20代30代女性の写真加工ツール使用率、64.2%

「写真加工ツールを使ったことがありますか?」

調査ではまず、「写真加工ツール(顔をキレイに見せてくれる物)を使ったことがありますか?」と質問したところ、「頻繁に使っている(14.2%)」「時々使っている(31.0%)」「1回または数回使ったことがある(19.0%)」と、実に64.2%の女性が写真加工ツールを使ったことがあるという結果となった。さらに、そのうちの約6割が「自分のSNS等のプロフィール写真に加工した写真を使っている」と回答した。

本当は「そのままの写真」を褒められたい…

「どんな自分の写真を褒められるのが嬉しいですか?」

加工した写真をSNSにアップしてしまっている女性が多いという結果が出たが、本当はどんな写真を褒められたいと思っているのか調査した結果、最も多かった回答は「撮影したそのままの写真(65.8%)」だった。また「撮られている事を意識していない時に撮られた素の姿の写真(38.4%)」という回答した人も多く、本当は「ありのままの自分の姿を褒められたい」という女性の心理が読み取れた。

男性は、「女性の写真加工」に反対

「女性が写真を加工する事に対してどう思いますか?」

男性を対象に、「女性が写真を加工する」ことに対してどう思うか尋ねたところ、「写真だけ盛っても仕方ない(41.7%)」が最多となった。また、「違和感あり過ぎて気持ち悪い(30.1%)」「もっと素のままでもキレイに写るように自分を磨いたらいいのにと思う(25.2%)」といった厳しい意見が上位に。写真だけをどうこうするのではなく「素の自分を磨いてほしい」と考えている男性が多いことが伺えた。