能勢電鉄は18日、ワンマン運転用に改造を進めていた車両5100系の営業運転開始日と導入記念イベントの概要について発表した。5100系導入記念イベントは3月15日に開催され、翌16日から同車両の営業運転が開始される。
5100系は4両編成で、2編成(車両番号は5136・5686・5673・5137、5138・5688・5675・5139)導入され、妙見線・日生線で運行される。能勢電鉄によれば、「ワンマン運転対応車両として17年ぶりの導入」だという。
外観においては、先頭車両下部にスカート(排障装置)を備え、行先表示が幕式からLED表示式に変更されている。車内は窓の日除けを目的にオリジナルデザインのカーテンを設置し、先頭車の車いすスペースや緊急時の避難はしごなど、バリアフリー・安全対策も考慮している。
導入記念イベントが開催される3月15日は、川西能勢口駅4・5号線ホームにて10時頃に開式セレモニー、10時20~50分に車両見学を実施。11時すぎに試乗会出発セレモニーが行われ、花束贈呈やテープカットの後、11時8分頃に試乗会列車が発車する。
試乗会列車は川西能勢口~妙見口間を往復する予定で、往路の妙見口駅到着は11時31分頃。復路は妙見口駅を12時2分に発車し、川西能勢口駅到着は12時26分頃。12時30分頃から再び川西能勢口駅にて車両見学が実施される。乗務員室・車掌台の見学も可能だ。
試乗会列車へ乗車するには事前の申込みが必要。募集人員は200名で、能勢電鉄公式サイトの応募専用フォームにて、3月2日10時まで応募を受け付ける。応募者多数の場合は抽選で決定し、案内状の発送(3月上旬)をもって当選者の発表に代えるとのこと。イベント当日、当選者は9時40分から10時40分までに川西能勢口駅東改札口へ集合とされている。