マンダムはこのほど、25歳~59歳までの既婚男女929名(男性469名、女性464名)を対象に、「夫婦とニオイ」をテーマとした調査を実施し結果を発表した。調査期間は1月9日~12日。

夫のニオイを感じるのは…帰宅時、起床時、洗濯時

「ご主人のニオイ(体臭)を強く感じる時はどんな時ですか?」

今回の調査では、口臭、足臭、たばこやお酒のニオイを除いた「夫のニオイ(体臭)」について調査を実施。まず妻に、夫のニオイ(体臭)を強く感じるのはどんな時かと尋ねたところ、「夫が帰宅した時(37.4%)」「夫の起床時(33.9%)」「夫の衣類を洗う時(33.7%)」という意見が多かった。

夫のニオイ(体臭)に対して、「夫が年を取ったな、オジサンになったなと感じる」や「嫌いなニオイだと感じる」といった気持ちになる妻が多く見受けられ、自由回答では、「できることなら夫を洗濯機に入れて洗いたい」「夫への愛が冷めた」という声も寄せられた。また、少数ではあるが、「好きなニオイ」「いとおしく感じる」という妻も1割程度存在した。

男性7割超が、指摘されるなら「妻からストレート」に!

「ご主人のニオイ(体臭)を感じた時、ご本人に指摘をしますか?」

続いて、夫のニオイを指摘する妻はどのくらいいるのか調べたところ、「必ずする(14.3%)」「たまにする(42.5%)」と、56.8%の妻が指摘すると回答。同時に、およそ4割が指摘しないという実態が浮き彫りとなった。

「自分自身のニオイ(体臭)についてどのように指摘されれば、ニオイケアを積極的に行おうと思いますか?」

続いて、「あなたは、自分自身のニオイ(体臭)についてどのように指摘されれば、ニオイケアを積極的に行おうと思いますか?」と質問したところ、7割超の男性が「『臭いよ、におうよ』などはっきりとストレートに(72.0%)」と回答し、次いで「子供に『パパくさいよ』と言わせて指摘される(18.4%)」「『体調悪いの?』など遠まわしにやさしい言葉で(13.4%)」と続いた。指摘される相手についても、「妻」から言われたら積極的にケアを行うという男性が圧倒的だったことから、ストレートな言葉で妻から指摘した方が効果的であることがわかった。

夫も妻も、男の評価を下げるものは「ニオイ」と回答

「『男の評価を下げるものは●●』の●●に当てはまると思うものをお選びください」

妻に対して「男の評価を下げるものは●●」の●●に当てはまるものは何かと尋ねたところ、最も多かった回答は「ニオイ(体臭)がくさい(54.3%)」だった。また、夫側にも同じ質問をしたところ、「ニオイ(体臭)がくさい(54.2%)」が最多となり、男女ともに、ニオイ(体臭)は人を判断する上で重要な評価指標になっていることがわかった。

続いて、「ご主人への愛情度を点数で表すと100点満点中何点ですか」と聞いたところ、ケアしている夫を持つ妻は平均「72点」となった。一方、ケアしていない夫を持つ妻は平均「62点」となり、ケアしている夫を持つ妻と比べて10点も愛情度が低いことが判明。さらに、全体平均(65点)よりも低い結果となった。

今回の調査結果を受けて、「妻からの愛情度が下がっていると感じた夫や、夫の評価を上げたいと考える妻は、ニオイ(体臭)ケアに取り組むと効果的かもしれません」と調査ではまとめている。