メガネユーザーだからこそ実感する「鼻パッド問題」
「ライフスタイル編」でメガネユーザーからの共感率・経験率がともに最高だったのは、意外にもこんな項目でした。
・鼻にシリコンパッドの跡が付いて、鳩みたいになりがち(共感できる56.7%・経験がある49.7%)
これ、メガネ使っている人ならわかりますよね! メガネをはずすと、鼻がパッドの形に赤くなったりへこんでいたりする"あの現象"“です。
パッドを鼻に強く押し付けすぎているのかもしれませんが、もうそれで慣れちゃっているので、調整すると逆に違和感があるんですよね。
鼻当てパッドについては、「鼻のシリコンパッドに緑色のカビみたいの生えがち」(共感できる34.7%・経験がある33.0%)という項目も。ちなみにあの緑色のやつは、銅が腐食してできる「緑青(ろくしょう)」というサビの一種です。
・着ている服の裾や袖でメガネ拭きがち(共感できる52.3%・経験がある49.0%)
ささいなあるあるですが、これも高い共感率&経験率をマークしました。専用のメガネクリーナーで拭いたほうが良いことはわかっているのですが、いちいち取り出すのが面倒で、ついシャツの裾や袖でレンズを拭いてしまうことは多いと思います。
そんなときは、「メガネを拭くとき息でレンズくもらせがち」(共感できる50.7%・経験がある48.3%)というクセもセットで発動するパターンが多いようです。しかし、あんまり雑に拭いていると、こんな悲劇も。
・ただの汚れかと思ったら、キズが付いていてへこみがち(共感できる51.0%・経験がある43.0%)
気を付けているつもりなのに、ある日突然、細かいキズが霜降りのようにたくさん付いていてショックを受けたことありませんか? 私はよくあります。悲しいので妖怪のせいだと思うようにしています。
・古いメガネフレームを捨てずに取っておきがち(共感できる48.7%・経験がある40.0%)
これもすごいよくわかります! メガネ屋で新しいフレームに替えるとき、取っておいても絶対使わないのに、つい古いのも引き取っちゃうんですよね。自分が貧乏性なだけかと思っていたので、同じ人が多いと知ってちょっと嬉しくなりました。
さて、あなたが本当に共感できる"メガネあるある"は、ありましたか? 次回は、「ハプニング編」としてメガネにまつわる失敗やミスのあるあるを取り上げ、引き続きステレオタイプな"メガネあるある"を撲滅していきたいと思います!
福田フクスケ
編集者・フリーライター。『GetNavi』(学研)でテレビ評論の連載を持つかたわら、『週刊SPA!』(扶桑社)の記事ライター、松尾スズキ著『現代、野蛮人入門』(角川SSC新書)の編集など、地に足の着かない活動をあたふたと展開。福田フクスケのnote にて、ドラマレビューや、恋愛・ジェンダーについてのコラムを更新中です。