厚生労働省は14日、「保育士確保プラン」を公表した。同プランは、国全体で必要となる保育士数を明らかにして数値目標と期限を明示し、人材育成や再就職支援等を強力に進めるためのもの。
同プランによると、日本全体で必要となる保育士は、平成29年度末時点で46.3万人。不足分となる保育士6.9万人確保のため、保育士試験の年2回実施の推進や保育士試験の受験者に対する学習費用の支援、保育士に対する処遇改善の実施、離職保育士への再就職支援強化などの取り組みを実施するという。なお、保育士試験は現在年1回実施している。