歌舞伎俳優の市川海老蔵が3日、自身のブログを更新し、同日放送された日本テレビ系ドキュメンタリー番組『独占密着2200日!市川海老蔵にござりまする~疾風怒濤の"KABUKI"者』(19:00~20:54)を見て涙し、市川宗家という立場をあらためて考えさせられたと明かした。

自身の密着番組に涙したと明かした市川海老蔵

同番組では、江戸歌舞伎の創始者・市川宗家の跡取りとしての"挑戦者"、2人の子供と共に成長する"父"という2つの顔に注目し、海老蔵と家族に密着。その中で、昨年4月に成田山新勝寺で行われた父・團十郎の一周忌追悼法要で、涙を流しながら「市川宗家を受け継ぎたいと思います。どこにも逃げずに、あなたと一緒に受け継ぎたいと思います」と父に決意を伝える姿が描かれた。

海老蔵は、放送終了後にブログを更新し、番組を見て涙したことを告白。「成田山新勝寺様での自分の挨拶に改めて父を亡くした事を再度痛感し、貴方と共にと私が言ったこと…今の私に突き刺さりました」と明かし、「市川宗家という重責を担う立場であるということ、これ途轍もなく大変なことだなと…己の事ながら考えさせられました」とつづった。

続けて、「私はいくら大きな家柄であろうとも偉いわけではなく、その時代のその1人の者としての評価でしかない」とし、「歌舞伎役者ですから古典もやり今を生き、今生きる方々のニーズに応え生きるべき」との考えを示した。そして、「でも…私の中で一番大切なのは、歌舞伎が始まった時の心。『かぶく!!』これだと思いまーす笑」と、真剣モードから一変し、顔文字付きで伝えた。

海老蔵は番組の中で、自分のことを「つなぎ目」ともいい、「代々の團十郎として生きないといけないし、時代を生きないといけないし、古典芸能を背負わないといけない。でありながら、つなぎ目でしかない」と説明。「つなぎ目であると認識することが大事」と語った。