JR東海はこのほど、2015年春の電化をめざして工事を進めてきた武豊線(大府~武豊間)について、電化開業日を2015年3月1日と発表した。
武豊線は、おもに名古屋都市圏の通勤・通学輸送を担う路線。電化により東海道本線と同じ電車を運行できるようになるため、今後は車両の効率的な運用や利便性の高いダイヤ設定が可能になるという。気動車から電車への切替えにより、CO2排出量を従来より約57%(年間2,900トン)減らす効果もあるとのこと。
電化開業当日の3月1日には、朝7時頃から大府駅武豊線ホームにて出発式を開催。沿線自治体やJR東海の関係者らが参列し、主催者挨拶や来賓挨拶、テープカット、出発合図を行う予定だ。