財務省は8日、2014年11月の対外および対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)を発表した。それによると、海外投資家による日本株の投資は3カ月連続の買い越しとなった。買い越し額は2兆6,471億円で、2013年4月(3兆805億円)以来19カ月ぶりの大きさだった。

対内証券投資【非居住者による取得・処分】(出典:財務省Webサイト)

中長期債への投資は5カ月連続の買い越しで、買い越し額は1兆2,893億円。短期債は2カ月連続の買い越しで、買い越し額は1兆184億円だった。

国内投資家による海外投資について見ると、株式投資は8カ月ぶりの売り越しで、売り越し額は38億円。中長期債は7カ月連続の買い越しで、買い越し額は1兆3,459億円。短期債は8カ月連続の買い越しで、買い越し額は1,055億円だった。