トヨタのGAZOO Racingは4日、世界最大級のカスタムカーの祭典「TOKYO AUTO SALON 2015 with NAPAC」に、「GRMN86」プロトタイプモデルなどを出展すると発表した。東京オートサロンは2015年1月9~11日、幕張メッセにて開催される。

開発中の「GRMN86」プロトタイプモデル

「GAZOO Racing tuned by MN」(通称「GRMN」)は、ドイツ・ニュルブルクリンクにてGAZOO Racingのテストドライバーらの手によって鍛えられ、味つけが行われるクルマ。今回出展する「GRMN86」プロトタイプモデルは、ボディの軽量化や空力パフォーマンスの大幅向上など、トヨタ「86」でのニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦を通じて得たノウハウをダイレクトに反映し、道を選ばずに誰もが気持ちいいと感じる走りを追求したモデルとなっている。

東京オートサロンには「GRMN86」の他にも、トヨタ「86」・レクサス「LFA」のニュルブルクリンク24時間耐久レース2014参戦車両、市販車の「G's PRIUS」、さらに「MIRAI」のラリー仕様車(参考展示車)やコンセプトカー「TES-CROSS」などを出展。トヨタテクノクラフトのカスタムパーツブランド「TRD」から、「86 TRD Griffon Street Edition」も参考展示される。

「MIRAI」(ラリー仕様車)

「86」(86号車)

レクサス「LFA」(48号車)