ファーストリテイリングは2日、2014年11月度の国内ユニクロ売上高(速報)を発表した。それによると、11月の既存店売上高は前年同月比1.9%増となり、4カ月連続で前年を上回った。

11月は、例年に比べてやや気温が高かったものの、「ユニクロ30周年感謝祭」が好調に推移したことから、既存店売上高は増加したという。

月次データ(出典:ファーストリテイリングWebサイト)

直営店の売上高は前年同月比4.1%増、直営店とダイレクト販売(通信販売と法人向け販売の合計)の合計売上高は同4.7%増となり、ともに4カ月連続で増加した。

客数は、既存店が前年同月比5.7%減、直営店が同3.8%減、直営店とダイレクト販売の合計が同3.4%減と、いずれも3カ月ぶりに減少した。

客単価は、既存店が前年同月比8.0%増、直営店が同8.1%増、直営店とダイレクト販売の合計が同8.4%増と、いずれも14カ月連続で増加した。

11月の出店は1店、退店は4店だった。

なお、既存店は前期期首から期末まで通年で稼働した店舗。直営店は既存店と前期末時点での稼働が1年未満の店舗、当期新規出店分の合計となる。