オープンテーブルはこのほど、首都圏在住の20~30代独身男女(有職者)440名に対して実施した、「クリスマス」に対する意識調査の結果を発表した。調査は10月10日~13日、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県に居住の有識者(正社員、派遣社員、契約社員を含む)に対し行われた。
クリスマスは「恋人」と…、でも恋人がいない人多数
「今年のクリスマスは誰と一緒に過ごしたいですか?」と質問したところ、65.5%の男女が「恋人」(現時点でいない場合の「希望」も含め)と回答した。しかしながら、「あなたには現在、付き合っている恋人がいますか?」という質問に対し、過半数の人が「いない(57.3%)」と回答。「クリスマスはやっぱり恋人と共にスイートな時を過ごしたい」という夢とは裏腹に、多くの人がクリスマスを目前にして恋人がいないという厳しい現実が浮き彫りとなった。
クリスマスは「外食ディナー」派?「自宅でのんびり」派?
次に、今年のクリスマスはどのように過ごしたいか聞いたところ、「レストランなどの外食ディナーを楽しみたい」という回答と「自宅でのんびり過ごしたい」という回答が47.3%で同率1位という結果となった。
「外食ディナー派」と「お籠もり派」を性年代別で比較してみたところ、「外食ディナー派」のトップは20代女性(50.5%)、対して「お籠もり派」のトップは30代女性(56.9%)となった。
一方、男性は20代、30代とも「外食ディナー派」が「お籠もり派」を上回り、女性は年齢と共に「お出かけ」から「お籠もり」へシフトするのに比べて、男性は変わらず「外でクリスマス・ディナー」への思いを強く持ち続ける傾向があることがわかった。
また、外食ディナーを楽しむ場合の一人あたりの予算の上限は「5,001~10,000円(43.4%)」という人が最多に。「外食ディナー派」と並んで「お籠もり派」が人気なのは、こうした20~30代のお財布事情が一因と言えそうだとしている。
クリスマス・ディナーのお店選びは「口コミ」重視
クリスマス・ディナーを楽しむために、どんなお店を選ぶのか尋ねた結果、最も多かったのは「インターネットの口コミで評判の良いお店(34.8%)」だった。次いで「個室の用意があるお店(29.3%)」、「特別な日にしか行かないような高級店(28.9%)」、「クリスマス限定メニューがあるお店(28.0%)」、「イルミネーションのきれいなお店(27.0%)」と続いた。
調査では「レストラン情報サイトなどの利用が一般的となった昨今、クリスマスのお店選びもやはり"口コミ"情報を参考にするという時流を反映する結果となり、このホリデーシーズンもレストラン情報サイトの重要度は増していると考えられる」と分析している。
ちなみに、レストランはすでに「予約済み」という人や「何店舗か検討中」など、恋人がいる人たちの半数以上が、2カ月以上も前からクリスマスに向けての準備を進めていることも明らかとなった。