経済産業省 資源エネルギー庁が29日に発表した石油価格調査(27日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より2.1円安い161.8円となり、15週連続で値下がりした。2週連続で2014年度最安値を更新した。

原油価格の下落に伴い、石油元売り会社が卸価格を引き下げたことなどが影響した。なお、下げ幅は前週より0.7円拡大した。

都道府県別の動きを見ると、値上がりはゼロ、横ばいは1県、値下がりは46都道府県。最も高かったのは高知県の172.9円(前週172.9円)で、以下、鹿児島県の169.4円(同171.6円)、長崎県の169.1円(同169.9円)と続いた。なお、170円台は高知県のみとなった。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より2.1円安い172.6円で、15週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.8円安い140.7円で、同じく15週連続の値下がりとなった。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より23円安い1,884円で、10週連続の値下がりとなった。1,800円台は2014年3月24日(1,865円)以来、約7カ月ぶり。